こんにちは、ソトアソビです。
アウトドア用のマグカップは、キャンプ道具の中でも初めに購入することが多いアイテムです。
使用頻度が高く、1度購入すれば長く使うことができます。
愛着のあるこだわりの一品としておすすめするのが、チタン製のダブルウォールタイプのマグカップです。
まず、筆者は10年近くSnowpeakチタンシングルマグ450mlを使っていて、お気に入りでしたが、ただ一つだけデメリットを感じていました。
蓋を使っても、温かい飲み物が冷めやすい
北海道ツーリングや秋冬のキャンプツーリングでは夜に焼酎のお湯わりを好んで呑んでいますが、
ゆっくり呑むうちに冷めてしまい、途中でお湯を追加します。
朝のコーヒータイムでも、もうちょっと保温できたらな〜と感じていました。
食器や調理器具・コップとしても使えるシエラカップを複数持っていて常にテントの近くに出してあるので、
ついついそちらばかり使ってカップの使用回数が減っていきました。
以前にキャンプツーリングのおすすめカップを紹介する記事を書いた際に、多くの商品を比較しました。
その中で一番気に入ったチタンダブルウォールの雪峰スタッキングマグ300/450を購入しました!
夫婦分をスタッキング収納できる点とすっきりとした和の見た目に惹かれて雪峰を選びました。
取っ手付きよりもお湯割りが似合う!
メリットがたくさんあるので、使ってみた実体験をもとにレビューします!
- 所有欲を満たすカップが欲しい
- 保温/保冷力の高いカップを探している
- 軽くて丈夫なカップが欲しい
このような方にチタンカップとダブルウォールカップの魅力、
価格なりの価値が十分あることをお伝えし、カップ選びのお役に立てると幸いです!
チタンのメリット
(情報元:一般社団法人日本チタン協会)
軽量で丈夫
チタンの重さは銅の約50%、鉄の約60%。
そして軽いのに丈夫なのがチタンの特徴。
重さあたりの強度はアルミニウムの約3倍、鉄の約2倍。
圧倒的な軽さと強度から、車やバイクのパーツでもチタンは高級品です。
金属臭がない
金属臭がないため料理や食材の風味を損なわず、食器に適した衛生的な素材です。
また金属アレルギーなどを起こしにくい、人体にやさしい安全な金属。
直接カップに口をつける用途にピッタリ!
熱い飲み物を入れても口元は熱くない
熱伝導率が低いチタンは、カップに熱い飲み物を入れても淵は熱くなりません。
(ギリギリまで飲み物を入れるとさすがに熱くなるので気をつけて)
ちなみに寒い時にチタンに触れても他の金属よりも冷たく感じません。
錆びにくい
他の金属と比べて高耐食性に優れ、海水につけても錆びません。
洗ってそのまま乾かしても錆びる心配は不要。
チタンは洗うだけでメンテナンスが楽なので、長く愛用しやすい素材といえます。
乾きやすい
洗って乾かしていると、チタン製品は乾きがとても早く驚きました。
チタンは強度があるので他の金属よりも薄く加工でき、さらに温まりやすく冷めやすい特性があるので、置いておくだけで他の金属の食器よりも早く乾いています。
撤収時に乾くのが早いと助かるんですよね。
意匠性が高い
銀色が少しくすんだ鈍い色合いです。
使い込むほど良い感じの経年変化がかっこいい!
所有欲がそそられる!!
次はダブルウォールのメリットをお伝えしていきます。
チタンダブルウォールカップのメリット
ダブルウォールでも軽い
カップの重量を比較しました。
製品 | 重量 |
---|---|
snowpeak シングルチタンマグ300ml | 50g |
snowpeak 雪峰チタンスタッキングマグ300ml | 76g |
snowpeak チタンダブルウォールマグ300ml | 84g |
ステンレスダブルウォールマグ300ml | 約150g |
80g前後はおおよそ卵1個分の重さです!
軽いですね〜。
保温性能が高い
<出典:Amazon>
ダブルウォールは中間層があり、二重構造なので熱を逃がしにくい!
マグカップ自体が熱くて持てなくなることもなく、もちろん口元も熱くありません。
保冷性能が高い
ダブルウォールは二重構造で、氷が溶けにくい!
さらに結露が外側に付きません。
冷たいジュースやビール、ロック氷を入れたウィスキーなど
結露せずに飲めるのは想像以上に快適です。
口あたりの良さ
写真の左側がダブル、右側がシングルです。
ダブルウォールは厚めでしっかりした口当たりと、徐々に先がすぼむ優しいフィット感です。
シングルのほうは先端が折り返してあり優しい口当たりですが、比較すると少し不安定な飲み心地です。
職人の技が詰まっている
硬くて伸びにくいため加工が難しいチタンを熟知した、職人の技が詰まっています。
日本製で技術力の高い逸品は、応援したくなり所有欲をそそり、結果、長く愛用できます。
チタンダブルウォールカップのデメリット
直火はNG
ダブルウォールは二重構造で空気の層があるため、加熱で空気が膨張すると大変危険です。(最悪は破裂など)
直火NGです。
保温性が高いので1杯飲む間に温め直しはいらないと思います。
シングルマグであれば機能的には直火ができます。(メーカー非推奨)
高価格
2023/10月現在の定価です。
製品 | 税込価格 |
---|---|
snowpeak ダブルウォールマグ300ml | 5,280円 |
snowpeak 雪峰スタッキングマグ300ml | 4,730円 |
snowpeak シングルチタンマグ300ml | 3,190円 |
Captainstag ステンレスダブルマグ350m | 2,200円 |
colman ステンレスダブルマグ300ml | 1,870円 |
一生ものの品質を持ったお気に入りが手に入ると思えばそれほど高い買い物ではないと思います。
チタンダブルウォールカップがおすすめ!
カップの佇まいやデザイン性が良く、アウトドアでも自宅でも、大変つかいやすいです。
取っ手付きのこちらの商品もお勧めです。以前は300と450のスタッキングができず、複数個の持ち運ぶときにかさばりましたが、2023年製からはハンドルが改良されてスタッキングできるようになり、持ち運ぶ際のスペース効率が改善されました。
snowpeakのコーポレートサイトに、チタンマグの誕生秘話が掲載されています。
購入をお考えの方・興味のある方は読んでみてくださいね。
それではまた!
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