【ソロ/デュオ】キャンプツーリングに適したテントの選び方

キャンプ・ノウハウキャンプ用品バイク/キャンプ

※記事内にPRを含む場合があります。

こんにちはソトアソビです。

キャンプツーリングを始めたいんだけどテントの選び方がわからないよ。

という方に向けて、キャンプツーリング歴20年/250泊以上。
北海道から九州まで夫婦で旅するソトアソビが解説しますので参考にしていただけたら嬉しいです。

これから始めようとしている未経験者にとって、多くの選択肢から最適なテントを選ぶのは難しいと感じていませんか?

この記事では1人~2人のキャンプツーリングで使う事を想定し、選ぶ時にチェックするべき5つのポイントを解説します。

下記のようにキャンプツーリング用テントと言っても使用目的は人それぞれです。

  • 走りメインでキャンプは寝るだけ
  • 早い時間に到着しキャンプを楽しむ
  • 毎日移動しながらキャンプツーリング

売れ筋ランキングやおすすめに惑わされず、それぞれの目的に合ったテントを選ぶことがとても重要です。

選び方は知っているからおすすめを教えて。

という人はこちら

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選択基準

1.サイズ

一番重要なのはサイズでテントには2人用や3人用と書かれていますが、ソロだからと1人用を選んでしまうとテント内の荷物を置くスペースがとても狭くなります。

ソロなら2人用、2人で使うなら3人用といったように

使う人数に+1すると快適です
仕舞寸法(収納サイズ)も考慮する必要があります。
もちろんできるだけコンパクトな物がいいですが
  • コンパクト収納=狭い室内
  • コンパクト収納=金額の高いテント
になりがちですので候補となるテントをいくつか選んで比較してみるといいと思います。

バイクの大きさや積載方法によって許容できるサイズは異なります。

シートバッグかボックスか、ザックで背負うのかなど自分がどう積むのかを想像してテント選びをすると失敗は少ないと思います。

全てまとめると大きくなりすぎるならポールとペグはここ、テントはここなど分けて収納する方法もあります。
前述したように積載方法になどよって許容できるサイズは違いますが
長さ60cmを超えると大き過ぎて積みにくいと感じると思います

2.重量

山岳用など最近の軽量なテントだと1kg台前半の物もあります。
大きさと関係しますができるだけ軽い方がいいのは言うまでもありません。

しかしザックで背負うのでなければバイクで移動するキャンプツーリングでは、そこまで重さにシビアになる必要はありません。

軽さを求めすぎると耐久性や快適性は犠牲になる事もあります
  • ソロなら2kg~3.5kg
  • 広さを求める人や2人で使うなら~5kg

このぐらいが目安です。

他の荷物との兼ね合いもありますが、これを大きく超えるとツーリングテントとしては重過ぎます。

3.設営しやすさ

『手間がかかるけどどうしてもこのテントが良いんだ』という人以外は出来るだけ設営が簡単なテントをおすすめします。

以下は大まかなカテゴリーです。

自立式テント

おすすめは自立式テントで、一般的なドーム式テントなどがこれです。

ペグダウンしなくても立てられ設営も簡単、移動したい場合立てた後でも持ち上げて移動できます。

  • キャンプ場が混んできたので場所を変えたい
  • 風向きが変わったので向きを変えたい
  • デイキャンプの人が帰りいい場所が空いた

などよくある事です。

非自立式テント

逆に初心者におすすめしないのはペグダウンしないと立てられない非自立式テント、例えばワンポールテントなどです。

確実にペグの刺さる広い地面が必要になるため広大な草地などなら問題ありませんが、ペグが刺さらない硬い地面の場合はどうにもなりません。

初めて行くキャンプ場で地面の状態がわからない場合は不安です。。。

ワンタッチテント

また最近は簡単に立てられるワンタッチテントも増えています。

設営は確かに楽ですが畳む時にコツがいる事、骨組みが複雑なので重い、収納サイズが大きいなどのデメリットもあります。

4.防水性能

確実に晴れる日に一泊するだけなら気にしなくて大丈夫です。
しかし何日も連続してキャンプをする旅では雨に降られる事もあります。

小雨程度ならホームセンター等に売っている安いテントでも問題ありませんが、長時間降り続く雨や土砂降りの場合は要注意。
防水性能が低いテントだと
縫い目から、生地自体からもどんどん染み込んできます
数日に渡るキャンプツーリングをする場合は耐水圧の数字を確認してテントを選びましょう。
耐水圧とは何かを説明すると長くなるので割愛しますが数字が大きければいいという訳でもありません。
耐水圧が高いと強い雨に耐えられる反面、通気性が悪くなります。
一般的な使用の場合なら
1500mm~2000mmぐらいのテントを選びましょう。

5.前室の有無

前室とは屋根の下だけど寝る場所とは区切られている所で、荷物を置いたり調理したりするスペースです。
前室がないテントもあるし、バイクが入るほど広い前室を持ったテントもあります。

前室の必要性は好みやキャンプのスタイルに左右されますが、前室のメリットや使い方としては次のような感じです。
  • 雨や強風でも簡単な調理ができる
  • 外に出しておきたくないけど、中に入れるには抵抗のある物を入れておける(動物にあさられそうなごみ、濡れた雨具など)
  • 夜露で濡れないように、風で飛ばされないようにチェア・テーブルを入れておける
逆にデメリットは
  • ポールや生地が増え重さとサイズが増す
  • 設営にひと手間増える
このような観点で自分には前室がいるかいらないか、どのぐらいの広さが必要かを決めると良いと思います。
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目的別おすすめテント

下記に重視する事別のおすすめテントをいくつかピックアップしました。いずれも旅先で見かける事が多い多くの人におすすめできるテントです。

走り重視or原付や自転車

軽快に走りたい人、もしくは原付や自転車の人なら軽量コンパクトが優先です。キャンプでの快適性を犠牲にし過ぎない範囲の物だと以下のテントがおすすめです。

モンベル/クロノスドーム2

サイズ(仕舞寸法) 2人用/本体35cmφ17・ポール45cmφ7
重量 2.44kg
耐水圧 1500mm
\信頼のモンベル。トータルバランス良し!/

アライ/エアライズ2

サイズ(仕舞寸法) 2人用/本体30cmφ15・ポール38cm
重量 1.55kg
耐水圧 2000mm
\山岳テントの大本命!超軽量コンパクト!/

キャンプでの快適さ重視

キャンプでのくつろぎの時間が優先。快適さを求める人は広さや前室などゆとりのある物を選びましょう。下の2つは人気があります。

MSR/エリクサー2

サイズ(仕舞寸法) 2人用/51cmφ17
重量 2.77kg
耐水圧 1500mm
\個性的なルックスでおしゃれ!/

DOD/ライダーズバイクテント

サイズ(仕舞寸法) 2人用/62cm×20cm
重量 4.3kg
耐水圧 3000mm
\ワンタッチで簡単設営!広々快適!/

まずは金額を重視したい

『テントって高い!低予算でキャンプツーリングしたい!』そんな人はこちらを。

キャプテンスタッグ/リベロツーリングテント

サイズ(仕舞寸法) 2人用/40cm×16cm
重量 3.1kg
耐水圧
\旅先でよく見かける大人気商品!/

ノースイーグル/ソロキャンドームテント

サイズ(仕舞寸法) 1人用/40cm×14cm
重量 1.9kg
耐水圧 2000mm
\この金額でこのスペック!?/

コールマン/ツーリングドームST

サイズ(仕舞寸法) 1人用/49cm×19cm
重量 4.0kg
耐水圧 1500mm
\コスパ最高!ライダーに定番超人気。/
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最後に

ある程度の条件を満たしたら後は見た目で決めていいと思います。気に入ったテントがモチベーションを上げます。

ちなみにソトアソビがキャンプツーリングでメインで使っているテントはogawaのステイシーSTです。今まで上げてきた項目で平均を下回る点はありません。
2013ごろから使っていて200泊近くしていると思います。雨の日も風の日も嵐の日もありましたが大きな問題もなく今も使えています。

さすがに撥水が落ちてきていますが防水スプレーで何とかなっています。かなり古くなってきたし買い替えを検討したこともあります。

しかしいろいろ検討した結果

買い換えるとしたら新しいステイシーST2かな、でもまだ使えるしな。

となって今に至っています。

ogawa/ステイシーST2

それではまた!

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