こんにちはソトアソビです。
今回の全ルート
この記事はその4です
長期間の旅ではバイクに乗って、酒を飲んで、おいしいものを食べる。
毎日このパターンなので多少の運動も必要かと思い朝06:00、キャンプ場内を散歩する。
今朝は雲の間にほんのり青空も見えている。まだ気温も高くないのですがすがしい。
今日は2、3日前に函館から北海道入りし、ちょくちょく連絡を取り合っている「東京のKさん」と、ここ尾岱沼で合流することになっているので連泊の予定だ。
日中は適当に走ってどこかで宴会用の食材を買ってこよう。
撤収と積み込み作業がないのでコーヒーだけ飲んですぐに出発する。
5日目【尾岱沼ふれあいキャンプ場に連泊】320km 曇/晴
07:20 出発-野付半島
まずは野付半島を目指す。
昨日南下してきたR244を標津方面に少し戻り、r950との分岐を右に曲がると野付半島に入る。
野付半島は知床半島と根室半島のほぼ中間に細長~く出っ張っていて、左右どちらを向いても海というちょっと珍しい光景(橋は除いて)を見ながら走る事ができる。
昨日の羅臼の相泊と同様、突き当りまで行って帰って来るピストンでこちらは往復36km。
10年ほど前、あまり天気が良くなかったため真ん中ぐらいで引き返したので、終点まで行くのは今回が初めてになる。
まずは一気に道路の終点まで走る。
若干の曇り空も相まって最果て感がものすごい。
ナラワラ、トドワラを通り過ぎてあっという間に突き当りのr950の起点に到着。
舗装路はここまで。ここからジャリ道になる。
この先は関係車両以外は通行できないようだ。徒歩でならいいっぽい。
ここから5kmほど先の半島の先端辺りには江戸時代に「キラク」という幻の町があったらしい。
はっきりとした記録が残っているわけではないが畑の畝跡、発掘された陶磁器や古銭などの痕跡があり、この地で人が生活していたのは間違いない。
キラクには遊郭もあったそうなので、事実だとすればこんな最果ての地に栄えた大きな街があったということだろう。
非常に興味深く、ロマンを感じる。。。
ネイチャーセンター付近まで戻ると道路のすぐ横に鹿の大群が!
写真に写っているのはごく一部で、この場所だけでざっと30頭以上はいたと思う。
人に慣れているらしく近づいても動じない。当然のように道路を横断していった。
しばらく鹿を観察していたら、漁業で使う網のようなものが角に絡まった鹿を発見!
最初見たときは滑稽な姿に笑ってしまったが、よく考えるとかわいそうだ。きっと自分で取る事はできないだろう。
取ってあげようと思って近づいてみたけどすぐに逃げられてしまった。
ナラワラの駐車場で休憩。そして野付半島を後にする。
11:30 納沙布岬
R244を根室方面へ向かって約30km南下し本別海に入る。
ここで給油する予定だったがなんと唯一のガソリンスタンドがお盆休みだ!
ちょうどリザーブに入ったタイミングなので焦ったが、他のガソリンスタンドを探すと15km離れた距離にある別海が最寄りのようなので少し遠回りになるけどそちらに向かう。
別海でいつも利用するホクレンで給油し一安心。
R243-R44と走って根室市街に入り、根室半島を北側から時計回りで納沙布岬へ。
集落の多い半島の南側に比べて北側は民家も少なく、景色も開放的でツーリングにはとてもおすすめだ。
とはいっても納沙布岬に行くほとんどの人は北も南もぐるっと周ると思うけど。
さっきまで青空だったのに納沙布岬は安定の曇り。何度も来ているけど偶然なのかここで晴れていたことがない。
過去に何度も撮った場所で一応パシャリ。
昼食は有名な鈴木食堂に。
メニューはそれほど多くないが定番のサンマ丼を注文。生ではなく冷凍だけどおいしい。
根室市街に戻り、新得で会ったIさんから紹介されたカニや鮮魚を扱う店に行き、今夜の宴会用の食材を仕入れる。
会計時にIさんの名前を出すと大爆笑された。
Iさんは元やり手営業マンだっただけあって話術に長けているためどこでも人気者になる。
話が盛り上がり、買うと結構な金額になりそうな大きなホッケをサービスしてもらった!
14:00 北太平洋シーサイドライン
十勝の広尾町から納沙布岬までの321kmの海岸沿いの道路の総称が「北太平洋シーサイドライン」だけど、その中でもr142の浜中町の区間が特にお気に入りだ。
信号、交通量がほとんどなく適度なアップダウンとコーナー。多くのツーリングライダーにとって理想的なルートだと思う。
釧路-厚岸-根室を普通に移動するだけならR44が一般的で最速だけど、もし時間に余裕があるならr142とr123と海沿いを走ってみてることをおすすめする。
ミッションあたりからの異音が大きくなってきてる!
ということで、何度かお世話になっている仙鳳趾の牡蠣の店まで行く予定をやめてキャンプ場に戻ることにした。
16:30 尾岱沼ふれあいキャンプ場
このキャンプ場には立派なBBQスペースがありその一画を使わせてもらう。
とてもきれいで電気あり、風よけのロールスクリーンありと至れり尽くせりだ。
この時は時折吹いてくる海からの風が強く、囲まれたこのスペースがとてもありがたかった。
色々準備を進めているとKさんが到着。会うのは冬の札幌ぶりだ。
Kさんはバイクにも乗るが今回はワンコ付きで車中泊旅。青森まで自走して函館に渡り、北海道には1か月ぐらい滞在するとのこと。羨ましい。
肉あり海鮮ありと最高の宴会になった!
下の写真に写っている花咲ガニは剥かれて甲羅に詰められた状態で売っていた。
剥くためのハサミもいらないし手も痛くならないし(花咲ガニはすごくトゲトゲしている)汚れないし良い!
次の日に女満別で合流予定のAさんに宴会の写真を送るととても羨ましがっていた。
この時の猿払はかなりの強風だったらしい。
2人分のだいたいの費用は
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