【北海道ツーリング】出会える動物を13種類紹介!

ノウハウ北海道ツーリング

※記事内にPRを含む場合があります。

こんにちは、ソトアソビです。

ツーリング中に広い草原に牛や馬がのんびりしている、牧歌的な風景にはとても癒されます。

北海道では牧場で出会える動物の他にも、出会うと嬉しい動物たちが多くいます。

例えばキタキツネに会ってみたいと思いませんか?

きっと会えると思います。

道東では運良く「丹頂」に出会うことができるかも。

キャンプ場や自然公園などでふと現れるエゾリス。

毎回いろいろな動物たちと会うことができ、ツーリングの楽しみの一つになっています。

今回は夏の北海道で出会える動物を13種類、紹介します。

  • 生息エリア
  • 特徴/注意点
  • 出会いのレア度

生息エリアを訪れたら探してみてくださいね!

北海道のツーリングロードやスポットを押さえたら、その地域の動物を知ると出会えたときの感動につながると思いますよ。

この記事は動物好きのライダー向けですが、ちょっとしたうんちくとして旅で出会ったライダーに教えてあげることができます。

可愛い動物たちと出会えますように〜

本ブログでは北海道ツーリングの情報を多く掲載しています。
※北海道ツーリングまとめ記事はこちら

北海道ツーリングの注意点の記事に、動物の飛び出しやキタキツネのエキノコックスについての詳細を書いています。

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牧場で出会える!

1.牛

ツーリング中に左右を見渡すと広〜い草地と放牧されている牛たち。のどかな風景に癒されますよね。

意識しなくても走っていればたくさん見かける牧場ですが、特に広大な北海道の広域農道や牧場を紹介します。

広域農道の走行時の注意点です。

  • 農作業用の車両を優先
  • 道路の陥没やひび割れが多い
  • 十字路では減速、一時停止する
  • 広域すぎて道がわからなくなる

車が少なく気持ちよく走行できますが、道路状況が悪い場所もあり標識が少ないので注意してください。

[大規模草地の眺め]

2.馬

のびのびと育てられている馬たち。
サラブレッドが多く写真のような立派なお馬さんが道のすぐ脇で迎えてくれることも。

写真は新冠の「サラブレッド銀座」という場所です。感動しました〜。

日高周辺は馬の牧場が多い好きなエリアです。

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よく出会える!

3.エゾシカ

一番多く見かける蝦夷鹿。知床野営場ではキャンプ場にも出てきて可愛いです。

とはいえ、本州で見かける鹿よりも身体が大きくてびっくりすると思います。

オスのツノは立派!

[野付半島にて]

走行中は鹿の飛び出しに要注意!!!

  • 夕暮れ時/霧雨の天候
  • 道東エリアは特に多い
  • 群れで行動している

親子や家族でいることが多く道路を1頭渡ったらあと数頭いると思って注意をしてください。

4.キタキツネ

可愛らしいキタキツネ。

 

「ルールルル〜♪」て言ってみたいですよね

人に慣れている個体は近づいてくることがありますが、エキノコックスという寄生虫を持っていて感染すると最悪は命に関わり危険です。

寄ってきて可愛いと思いますが野生動物との距離は保つことが大切。

  • 絶対に触らない
  • 餌付けしない

キャンプ場でテントの前室に置いたクロックスを片方持って行かれたことがあります。

イタズラ好きな一面も。

たくさんいると思っていたキタキツネですが、調べてみると北海道では1990年代から減少傾向が続いています。

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時々出会える!

5.エゾリス

北海道にのみ生息していて生息地は北海道全域です。

昼間に活動する「昼行性」で特に夏は日中に活発に活動しているため木の周りを探すと、意外とすぐに見つかるかもしれません。

  • 体長約22〜27センチ
  • 体重約300〜450グラム
  • 冬眠しない
  • 夏毛は茶色、冬毛は灰色

しっぽがふさふさしていて愛くるしいです。

キャンプ場で走り回っている姿、また札幌の北海道神宮の周辺の森でも見かけたことがあります。

6.エゾシマリス

生息地は北海道とその周辺の離島や北方領土、サハリン。

北海道では全域に生息し十勝地方は平地にも多いです。

エゾリスよりもだいぶ小さく木の上ではなく地上で生活しています。

  • 体調約12~15センチ
  • 体重約71~116グラム
  • 冬眠する
  • 5本の縞がある

本州のシマリスはペットが野生化したチョウセンシマリスで、日本に棲むシマリスの固有種はエゾシマリスだけ!

ほっぺいっぱいに食べ物を詰め込む様子は絵本から飛び出してきたような愛くるしさです。

7.タンチョウ(丹頂)

道東の湿原や河川、湖沼に生息し日本で繁殖する唯一の野生のツルで特別天然記念物、絶滅危惧種です。

アイヌの人々には「サロルンカムイ(湿原(葦原)の神」と呼ばれてきました。

とても美しい容姿で見つけると感動します。

  • 全長約140cm
  • 翼開長約240cm
  • 生涯同じ伴侶と過ごす

つがいでいることが多いので、1羽見つけたらもう1羽も近くに!

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レア!

野鳥や野生動物を観察しに川や山へ入る際は、
自然公園内でもクマベルで警戒するなどヒグマ対策を忘れずに。

8.エゾモモンガ

北海道全域の平地や高山帯の森林、そして札幌の森林公園にも生息しています。

夜行性で警戒心が強いためめったに人前に出てきてくれません。

日没後に巣穴から出てくる時と日の出前に巣穴に戻るタイミングが出会える確率が高いそうです。

  • 体長約15cm
  • 尾長約10cm
  • 体重約100g

めちゃくちゃ可愛い!出会ってみたい!

9.オジロワシ

北海道の天然記念物で絶滅危惧種です。オオワシよりも白い部分が少なく、尾が白いです。
(オオワシは冬のみ飛来してくるため出会えるリストからは外しました)

オジロワシも越冬しに北海道へ来ますが留鳥もいるため夏でも知床などで観察できます。

ソトアソビは釧路湿原で友人にカヌーに乗せてもらったところオジロワシを発見しました。

かっこよかったです!!くちばしの黄色が目立ちます。

10.クマゲラ

北海道に約500羽しかいない絶滅危惧種で国の天然記念物。

全長は約45センチの大柄なキツツキです。真っ黒な体に赤い頭部が印象的。

本州だと東北の青森・岩手・秋田に約100羽のみ生息しているそうです。

北海道で観察できるスポットはこちら

  • 野幌森林公園(江別)
  • 支笏湖(千歳)
  • ウトナイ湖(苫小牧)

1年中北海道にいるものの、かなりレアです。

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激レア!

11.シマフクロウ

道東・特に知床半島に約130羽ほどしか生息していない世界最大級のフクロウ

  • 全長約70cm
  • 翼開長約180cm

アイヌ民族の間で守護神「コタンコロカムイ」として尊敬されてきました。
コタンコロカムイとは、「村の守り神」という意味です。

アイヌの木彫のモチーフとして定番です。阿寒湖アイヌコタンの入り口にも。

養老牛にある湯宿「だいいち」には野生のシマフクロウが川魚を食べに来ることがあり、有名です。

湯宿だいいち · 〒088-2684 北海道標津郡中標津町養老牛518
★★★★★ · ホテル

日帰り温泉に行きましたが、いいお湯でした。

宿泊してシマフクロウを見てみたい!

12.ナキウサギ

北海道にしか生息していない絶滅危惧種の小動物。
北海道中央部の標高の高い山岳地帯に生息しています。

  • 体長15cm程度
  • 体重130g程度

非常に小さく個体数が少ないので見つけるのが難しい。

ツーリングスポットだと然別湖の周辺がナキウサギの生息地です。
標高810mで高くないものの「風穴」のある地形で冷涼な気候が合っているとのこと。

然別湖のキャンプ場に泊まって探しに行きたい!

13.オロロン鳥

「オロロンライン」の名となった絶滅危惧種のオロロン鳥。

羽幌の天売島に約100羽が飛来します。

群れの習性のため天売島では繁殖地の岩壁に「デコイ」という鳥の模型を設置、スピーカーでウミガラスの鳴き声を流してウミガラスの飛来を促しています。

その努力の成果でここ数年で徐々に増えてきています。

「オロロ〜ン」という鳴き声を聞いてみたい。

天売島へ見に行くのは大変ですが、オロロンラインにオロロン鳥のモニュメントがあります。

モニュメントについての記事はこちら

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野生動物との距離感を大切に

今回紹介した動物たちです。

1.牛
2.馬
3.エゾシカ
4.キタキツネ
5.エゾリス
6.エゾシマリス
7.タンチョウ(丹頂)
8.エゾモモンガ
9.オジロワシ
10.クマゲラ
11.シマフクロウ
12.ナキウサギ
13.オロロン鳥

改めて調べてみて多くの動物が「絶滅危惧種」「特別天然記念物」として保護されていることを知りました。

北海道の自然公園や山岳地帯に入るときは、そこにいる動植物の場所に入らせてもらう謙虚な気持ちでこっそりと観察したいですね。

それではまた。

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