こんにちはソトアソビです。
北海道には絶景や食べ物、温泉など多くの魅力で溢れていますよね！
そして北海道ツーリングでは目的地と言えるような
「道」
もとても多く、ライダーたちを惹きつけてやみません。
北海道はとても広いため適当に走っていてはもったいない。
日程やルートを計画する時には寄りたいスポットだけでなく
「通りたい道」も併せてピックアップしておくことを強くおすすめします。この記事では
北海道を12回／約110泊／30000キロ以上走った経験から
北海道ツーリングに行ったら外せない、走るべき道を簡単に紹介いたします。
全体像はこんな感じです。
道北
オロロンライン
北海道ツーリングと言えばオロロンラインと言えるぐらい有名な道で、日本海側の海岸に沿って南北に走るルートです。
石狩市からR231-R239-R232-r106をつなぎ、約290kmで稚内市に至ります。
終始快適な道ですが、北上する場合(北に向かうのがおすすめ)特に素晴らしいのは天塩町を過ぎた後の道道106号。
左に日本海、右にサロベツ原野を見ながら本州ではありえない程いつまでも続く直線を走ります。
そして天気が良ければ海の向こうに利尻富士を望む事ができます。
白い道
宗谷岬の南西に位置していて、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた文字通り「白い道」です。
国道から入る場所が少しわかりにくいので、あらかじめ地図で確認しておくといいでしょう。
路面は砕かれた貝殻の上を走るため砂利ダートのような感じですが、一般的なバイクで特に問題ありません。
道が狭く、停車している車やバイクが多いので走行時には注意が必要です。
宗谷丘陵
知らない人は宗谷岬に満足し、そのまま海沿いを走って行ってしまいますが非常にもったいない！
宗谷丘陵は宗谷岬の駐車場すぐ近くの坂を上った先にあります。
氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しでできた周氷河地形という珍しい地形で、その美しい景観は北海道遺産になっています。
数多くの風車や、広大な牧草地に放牧されたたくさんの牛を見ることができ、とても牧歌的な雰囲気。
エサヌカ線
浜頓別町と猿払村を結ぶ長い直線道路として有名で、この区間の一般的なルートであるR238より海側を通ります。
建物や電柱、看板など景観を妨げるものがないため見渡す限りの絶景を楽しむ事ができ、数回のクランクを経て約17km程の道です。
特に北側から向かう場合、国道からエサヌカ線への分岐点を見落としてしまいがちなので注意。
道東
天に続く道
知床のオホーツク海側の付け根、斜里町東部にある約28km続く直線道路が「天に続く道」です。
大げさではなく本当に天まで続いているかのように見えます。
有名で人気がある場所なので、路上で写真撮影をする人が多いため通行時は注意が必要です。
知床横断道路
西側のウトロから東側の羅臼まで、知床半島の中央を横断する北海道有数の快走ワインディングロードです。
頂上の知床峠を境に
- ウトロ側は北海道らしいゆったりしたコーナー
- 羅臼側は本州のようなタイトコーナーが多め
となっています。
マイルドなコーナーが続くウトロ側が好みです。
中間地点の知床峠を境に、ウトロ側と羅臼側で天気が違う事が多いです。
📍知床半島 羅臼岳
🗾北海道天気の変わりやすい羅臼・ウトロは運試しみたいな感じ♡
今回は見えた～、今回はガスってたか～、とどちらでも良き思い出です👍 pic.twitter.com/f13kBtAOzV— こたん◎sportster 883/Rider’s camp (@cotanrider) March 10, 2023
野付半島
知床半島と根室半島の間に位置し、別海町と標津町に跨っている道道950号です。
北方領土の国後島まですぐの距離にあって最果て感をとても感じられます。道の両側がすぐ海になっていて少し不思議な景色です。
この野付半島にあるトドワラ(立ち枯れたトドマツの林)やナラワラ(立ち枯れたナラの林)も有名です。
国道244号から道道950号の先端までは約18kmあります。往復するだけでもある程度時間がかかりますので余裕をもって向かいましょう。
北太平洋シーサイドライン
根室市から浜中町の海沿いを通る道道142号線で、あまり有名ではないですがとても大好きな道の一つです。
原野の中を通る交通量が少ない道でとてもに快適に走行できます。
適度なアップダウン、緩やかなカーブが連続しツーリングには最適なルートです。
道路の外の草原には放牧？された馬が群れている幻想的な光景を見ることもできます。
三国峠
上士幌町から上川町までのルート上で、北海道の真ん中の大雪山国立公園の中にあります。
北海道の国道最高標高地点(1139m)を通るワインディングで、上の写真の松見大橋が有名なスポット。
眼下には広大な樹海が広がり、紅葉の時期は特に見事！(だそうです。夏しか行ったことない)
大雪山の眺望を間近で楽しみながら快適に走る事ができます。
道央
ニセコパノラマライン
スノーリゾートで有名なニセコ町から日本海側の岩内町までの道道66号線が「ニセコパノラマライン」です。
山に囲まれた約35kmの絶景ワインディングで東に羊蹄山、西に日本海というロケーション。
周辺には神秘的で美しい神仙沼や、高温で煮えたぎったような大湯沼など見どころもたくさんあります。
天馬街道
日高山脈を貫き、日高地方の浦河町と十勝地方の広尾町を結んでいて、中間地点には4,232mと北海道有数の長さの野塚トンネルがあります。
ゆったりとした峠道で交通量も少なく快適に走れます。日高側は馬の牧場、十勝側は牛の牧場が多く違った景色が楽しめるのも天馬街道の魅力の一つと言えます。
しかし襟裳岬へ行く場合は遠回りになるので注意。約65kmの区間コンビニやガソリンスタンドなどはないので、通行前に給油等済ませておきましょう。
最後に
この他にも絶景ロードは数えきれないぐらいあります。思いついたら追加していきます。
それではまた！
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