【北海道ツーリング】アクセス方法解説 自走/飛行機/フェリー

ノウハウ北海道ツーリング

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こんにちは、ソトアソビです。

北海道ツーリングに行く事にしたよ!北海道に渡るにはどんな手段があるの?

今まで北海道ツーリングに12回行って110泊以上し、3万km以上走り周ったソトアソビが

北海道への具体的な渡り方とおすすめを紹介します

北海道ツーリングまとめ記事はこちら

【北海道ツーリングまとめ】魅力、おすすめルートから持ち物や費用まで
北海道ツーリングに行きたいんだけど、初めてで何もわからないからゼロから教えて!という初心者に向けて書いています。この記事を最後まで読むと北海道ツーリングの魅力/北海道への渡り方/日数/持ち物/予算/注意点など、必要な事が一通り理解できます。

ツーリングのために北海道へ渡る方法で一般的な方法に

  • 自走
  • 飛行機
  • フェリー

があります。

1.1 自走

※この項目は北東北の在住者には当てはまりません

自走と言っても陸続きでない北海道へは陸路のみで行くことはできません。

ここでの自走とは青森や大間まで走り短距離のフェリーで渡る事を指します

  • 日程に余裕がある
  • 道中にも目的地がある
  • 長距離走行が苦にならないバイク

これらに当てはまるなら問題はありませんが

フェリー代金の節約目的の場合はおすすめできません

お住まいの地域によりますが、

  • 高速道路料金
  • ガソリン代
  • 体力の消耗

諸々考慮するとあまり得策ではありません。

到着地が函館のため、北海道ツーリングでのメインと言える道北や道東までかなり遠いのもデメリットです。

人気航路のフェリーチケットが取れなかった!でもどうしても北海道に行きたい!

という場合は1日の便数の多い青森・八戸・大間の航路は候補になります。

とはいえ関東以西にお住まいの方にとってはあまり現実的ではないかも。

青森・八戸・大間からのフェリー

大間ー函館 津軽海峡フェリーhttps://www.tsugarukaikyo.co.jp/
便数 2〜3便/日
所要時間 1時間40分
青森ー函館 津軽海峡フェリーhttps://www.tsugarukaikyo.co.jp//青函フェリーhttp://www.seikan-ferry.co.jp/
便数 16便/日
所要時間 3時間40分〜4時間
八戸ー苫小牧 川崎近海汽船シルバーフェリーhttps://www.silverferry.jp/
便数 4便/日
所要時間 7時間15分〜8時間

1.2 飛行機

飛行機で行く場合にも複数の方法があります。

飛行機で行きバイクはレンタル

移動時間が短く体力的にも楽です。そして

フェリーより金額も安いです。(日数によりますがレンタルバイク代を含めても安いかも)

  • 自分のバイクに拘らない
  • フェリーでの移動時間がもったいない

と考える方には良い選択だと思います。

バイクはフェリーで送り自分は飛行機

フェリー会社によって手続きは異なりますが、あらかじめフェリーターミナルにバイクを預けておく、もしくは出航の日にターミナルにバイクで行き自分でフェリーに乗せる必要があります。

その後自分は空港へ行き飛行機に乗る、という流れです。

しかし自宅の場所が空港、フェリーターミナルに近い場合でないと選択肢に入らないと思います。

バイクごと飛行機に乗る

自分の回りでは使った人を聞いたことがありませんが

バイクごと飛行機で北海道に渡るANAスカイツーリングというものもあります。

半日~1日以上時間がかかるフェリーと比べ、大幅な時間短縮になるのが最大のメリットです。
(※空港が自宅から近い場合は)

ただデメリットとして

金額が高い

新千歳空港までの片道の金額は

  • 羽田・・・¥45000
  • 伊丹・・・¥45000
  • 福岡・・・¥75000

その他自分の航空券、バイクからのガソリンの抜き取り、その他費用で数万円かかります。

手続きやルールが煩わしい

  • 空港近くのガソリンスタンドでのガソリン抜き取り
  • 貨物地区での入場手続き
  • 出発2時間前に受付
  • バッテリー端子の取り外し
  • リチウムイオンバッテリー搭載車は輸送不可

1.3 フェリー

※ここでは青森などの短距離のフェリーは除きます

フェリーに日常的に乗る人は少ないのではないでしょうか?

しかし北海道ツーリングでは最も一般的なのは長距離フェリーです。

メリットは以下のようなところです。

  • 自分のバイクと一緒に上陸できる
  • 寝ている間にも北海道に近づける
  • 旅をしている非日常感を味わえる

日本海側は新日本海フェリー、太平洋側なら太平洋フェリー/商船三井フェリーがあり、多くの航路から選択できるのも魅力です。

フェリーでの過ごし方、持ち物の詳細はこちら

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2 絶対に長距離フェリーがおすすめ!

前述したように北海道に渡る方法として自走/飛行機という選択肢もありますが、長距離フェリー利用が断然おすすめです。(北東北在住者は除きます)

2.1 長距離フェリーがおすすめな理由

私は青森・仙台・新潟・大洗からのフェリーに乗った経験があります。

本州を長距離自走すると北海道に着く頃には体力を消耗してしまいますが、フェリーなら大浴場でくつろいだり寝ている間に移動できて到着後元気な状態で走り出せます。

そしてなんと言っても長距離フェリーはとても旅情をかきたてるんです。
北海道に、九州にとフェリーには何十回も乗っていますがいまだに乗りこむ時にはワクワクします。

行きのフェリーでは旅の始まりを感じて気分が盛り上がり、帰りのフェリーでは楽しかった旅を振り返りつつ、次の旅へと思いを馳せる時間となるでしょう。

2.2 北海道への長距離フェリー航路

乗船チケットは電話もしくはインターネットで予約します。(発売日は出航日の2-3か月前の朝9時)

お盆休みの人気航路は入手困難なプラチナチケットです。

人気航路は発売日当日、発売直後にチケットが完売します!

インターネットは混みあってアクセスできず、電話もなかなか繋がらず、やっと繋がったと思ったら完売していることが普通です。
その場合はあきらめずにキャンセル待ちをするか他の航路を検討しましょう。

帰りのチケットの予約も忘れずに。

秋田から

秋田ー苫小牧東 新日本海フェリーhttps://www.snf.jp/
便数 1便/日(※月曜日運休)
所要時間 10時間30分

仙台から

仙台ー苫小牧 太平洋フェリーhttps://www.taiheiyo-ferry.co.jp/
便数 1便/日
所要時間 15時間20分

新潟から

新潟ー苫小牧東(※秋田経由) 新日本海フェリーhttps://www.snf.jp/
便数 1便/日(※日曜日運休)
所要時間 18時間15分
新潟ー小樽 新日本海フェリーhttps://www.snf.jp/
便数 1便/日(※月曜日運休)
所要時間 16時間30分

大洗(茨城)から

大洗ー苫小牧 商船三井フェリーhttps://www.sunflower.co.jp/
便数 2便/日
所要時間 17時間45分〜18時間

名古屋から

名古屋ー苫小牧(※仙台経由) 太平洋フェリーhttps://www.taiheiyo-ferry.co.jp/
便数 (※隔日運航)
所要時間 40時間

敦賀(福井)から

敦賀ー苫小牧東 新日本海フェリーhttps://www.snf.jp/
便数 1便/日(※月曜日のみ新潟・秋田経由便あり)
所要時間 20時間35分(※31時間15分)

舞鶴(京都)から

舞鶴ー小樽 新日本海フェリーhttps://www.snf.jp/
便数 1便/日
所要時間 約21時間

※金額や運航時刻は期間によって変わりますので、最新情報はフェリー会社の公式サイトで確認してください。

私が好きなのは新潟-小樽の便です。

早朝に到着するので1日目を有効に使えます。

2.3 出航前〜下船まで

出航90分前にはターミナルに到着し乗船手続きをしておきましょう。

出航前にスーパーやコンビニで買出しと、バイクへの給油をしておくと安心です。

フェリー内では長い時間過ごす事になります。

飲み物や軽食、お土産が買えるショップやレストランはありますが、品揃えはそれほど多くありませんので
乗船前に買出ししておく事をおすすめします

また到着後すぐにガソリンスタンドを探さなくて済むよう、給油も済ませておくと良いでしょう。

フェリーにはリラックスできる服やサンダルを持っていくとくつろげます。

乗船中は

  • 船内を散策する
  • 大浴場に行く
  • 食事する
  • ツーリングルートを確認する
  • 到着時の現地の天気を確認する

などをして時間を過ごします。

フェリーに持ち込むものと過ごし方の詳細はこちらの記事

到着後はクルマやバイクが順番に下船するため

走り出せるのは到着してから概ね1時間後になります。

最後に

今後も北海道ツーリングに関する情報をアップしていきますので、参考にしていただけたら嬉しいです。

分かりにくい点や質問などありましたらお気軽にコメントください。

それではまた!

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