こんにちはソトアソビです。
2024年は北海道へ行ってみたい!という方はGWや夏期休暇を活用して計画を始める時期ですね。
- 何日休みを取れるか
- どの航路で北海道へ上陸するか
- ルートをどうしようか
フェリーが取れたらスポットや走りたいロード、それを繋ぐルートを考えて・・・
ワクワクする時間ですね!
※これからフェリーを検討する方は北海道へのアクセスについてはこちらの記事も参考にしてください。
また、まだ行くか迷っている人の中には以下のような疑問を持つ場合もあると思います。
北海道ツーリングの魅力や醍醐味(絶景スポットや温泉・キャンプなど)については、
本ブログで多くの記事を掲載しています。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
北海道ツーリングのまとめ記事はこちら
GWの時期の魅力や注意点についてはこちら
本記事では北海道を12回/約110泊/30,000キロ以上走った経験をもとに、
他の地域のツーリングとは異なる北海道ならではの旅の楽しみ方を4つピックアップしました。
多くの先輩ライダーもやっています!
あとで知って後悔すると勿体無いので、ぜひ4つ読んでみてくださいね。
よければ旅の要素に付け加えてみてください。
1. ライダーフラッグを集める
[出典:ホクレンSS]
毎年、北海道ローカルのガソリンスタンド「ホクレンSS」が開催しているライダー向けのキャンペーンです。
給油時に購入できます。2023年のフラッグは片面がシマエナガでした。
- 2023年6月1日(木)~9月30日(土)
- 4地域別で全4種
- フラッグ:300円 ステッカー:100円
2024年の情報は6月頃に発表されます。
フェリー到着が小樽や苫小牧なら、イエローエリア(道南)を北海道到着後にすぐに入手するライダーが多いです。
8月半ばには売り切れてしまうことが多いためです。
エリアごとに1つずつフラッグが増えていく感じがたまりません。
ソトアソビもフラッグが無料や100円だった頃によく集めていました。
北海道の旅ライダーの荷物に付いたフラッグに憧れを持つ方も多いですよね。
私もその姿に憧れて「これをやる!」と19才の時に二輪免許取得のきっかけになりました。
「大人になって旗を集めるなんて・・」と恥ずかしがらなくて大丈夫!
北海道を旅するライダーは少年少女に戻ったかのようなキラキラした目でフラッグを付けていますよ〜。
興味を持ったら4色集めにチャレンジ!
2. ライダーハウスに泊まる
写真は今はなき和琴半島のめぐみや
北海道の旅の文化として長い歴史を持つライダーハウス。
施設は簡易的ですが格安で宿泊させてもらえる旅人にとって有難い場所。
旅人が集まるため自然と輪ができ話が弾むことが多く、その年のその日に居合わせた「一期一会」の出会いになります。
どういう人が集まるかで雰囲気が大きく変わる特徴があり、旅人との会話があいさつ程度だけというケースもそれはそれでOK!
何はともあれ旅の思い出として色濃く記憶に残ることは間違いありません。
旅人に囲まれることで旅してる!という実感が湧きます。
設備の古臭さも旅の良きスパイス。(新しい施設もあります)
多くのライダーハウスでは、
※これから寝袋/マットを購入する方は、選び方の記事も参考にしてください。
寝袋の記事
マットの記事
市営などで無料のライダーハウスもありますが旅慣れた人が多く使います。
初心者の方はマナーを知る上でもオーナーのいるタイプを選ぶと「こういうものなのか」と理解しやすいです。
また夏の繁忙期の雨天は直前に予約しようとしても残念ながら満室の場合がほとんどです。
大部屋でなんとか入れるケースもあるので事前に電話確認はマストです。
基本的には男女別の相部屋ですが、ライダーハウスごとに異なるので事前確認を。
ソトアソビが今までに宿泊したライダーハウスについては、近いうちに記事にしたいと思います。
(2023/7/11に記事をアップしました)
ライダーハウスにより特色がありますので、自分に合いそうかどうかは下調べをするのがおすすめです。
例として、
- 夜にミーティングや宴会がある
- 夕食付
- 女性部屋/個室 あり
特色が異なるライダーハウスを3つ紹介します。
みどり湯 [道北:稚内]
- アットホームで明るいおばちゃんオーナー
- 夜に全員参加のミーティング(飲み会)あり
- 1,800円〜
- 隣は銭湯(480円)
(公式サイト)
リピーターも多い人気のライダーハウスです。賑やかに交流したい方にピッタリ。
浜っこ山ちゃん [道東:羅臼]
- オーナーは漁師のおじいちゃん
- 夕食は炉端焼き
- 3,500円(夕食付)
- 女性は別室を用意してくれる
ソロでもグループでも居心地GOOD。家族経営で女将さんもご家族も親切です。
その日の予約人数や朝の漁の内容などで部屋や夕飯は変わります。
布団があるのでホテル泊で周るライダーも「1泊してみようかな?」という感じで前日予約もありですよ!
ライダーの館「くったり」 [道東]
- 新得町が運営
- 無料
- BBQ場併設
旅慣れたリピーターの多い無料ライダーハウスです。
1部屋の雑魚寝スタイルですが電源や洗い場があり小綺麗です。お手洗いは駐車場脇の公園のトイレを使います。
管理人はいません。
ソトアソビが宿泊したのは雨の日で混んでいて、大勢(男性がほとんど)の中での雑魚寝は私は落ち着きませんでしたが、夫は熟睡していました。とても良い施設です!
ライダーハウスはバイカーに限らずチャリダー・トホダーなど旅人に広く愛されている文化。
今後も長く続いてほしいライダーハウス、大切にしてきたいですね。
ぜひ泊まってみましょう!
3. セイコーマート&ホクレンでカードを作る
セイコーマートとホクレンSSのメンバーカードを作って道産子気分に!
どちらも店頭で無料(ホクレンカードは時期によっては100円)で発行できます。
セイコーマートはメンバー割引商品が多いので到着後すぐに作るとお得です。
<出典:セイコーマート>
ホクレンカードのポイントは2L給油で1ポイント付与、1ポイント=1円で使えます。
<出典:ホクレンSS>
旅人の中には北海道ツーリング中は
- コンビニはセイコーマート
- ガソリンスタンドはホクレンSS
のみ使う!という独自ルールで楽しむ方が結構います。
私のことです。
セイコーマートって?と思った方はこちら
ポイントカードを持っているだけで嬉しいです。
北海道に到着したら早速GETして活用してくださいね!
4. アイヌ文化に触れる
北海道の先住民族「アイヌ」をご存知でしょうか?
テレビなどで耳にしたことがある方が多いかもしれません。
北海道の地名にはアイヌ語を語源としたものが多く市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来!
(引用:北海道公式ページ)
アイヌ語の発音に漢字を当てた地名
- 札幌(サッ・ポロ・ペッ:乾く・大きい・川)
- 小樽(オタ・オㇽ・ナイ:砂浜の中の川)
- 積丹(シャク・コタン:夏の村)
- 室蘭(モ・ルエラン:小さな下り坂)
- 知床(シリ・エトク:地面の・出っぱった先端)
カタカナのまま残っている地名
- プユニ岬(穴のある場所)
- カムイワッカ(神の水)
- オンネトー(大きい湖)
- ポロシリ岳(大きい山)
- サロベツ(アシ原にある川)
- トムラウシ山(水草のあるところ)
響きがとってもキュートな地名が多いですね!
看板を見ても初めは読めないことが多々ありますが、
一度覚えると忘れられません。
道内では「アイヌ文化」(言葉・音楽・木彫りや刺繍の工芸品・舞踊・料理・くらしの道具など)が大切に継承されています。
お土産の「木彫りの熊」が有名だね!
アイヌは湖岸や川・海沿いにコタン(宅地・集落)を作ることが多く、道内のコタン付近にはアイヌ文化に触れることができる施設があります。
ライダーが目的地にすることが多い道東の阿寒湖では「アイヌコタン」というアイヌの文化に触れ、お土産を購入できるストリートがお勧めです。
アイヌ模様のブレスレットや蝦夷鹿のツノを使ったアクセサリー、木彫りのナイフ(マキリ)などがバイカーの心をくすぐります。
お土産には木彫りのフクロウもありますよ。
暮らしていた住居や道具、舞踊や音楽などの文化にもぜひ触れてみてください。
北海道ならではのツーリング旅を楽しもう
休みや費用を捻出して実現する憧れの北海道ツーリング。
絶景ロードや食はもちろんですが、北海道ツーリングならではの楽しみ方を紹介しました。
童心にかえって最大限に楽しみましょう。興味が湧いたらぜひ旅に取り入れてみてくださいね。
それではまた。
※北海道まとめ記事はこちら
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