こんにちはソトアソビです。
念願の北海道ツーリング!
青空の下絶景ロードを走りたい!
誰もがそう思いますが、何日間にも及ぶ北海道ツーリング
残念ながら晴れの日ばかりとは限りません。
運が悪いと雨が続いてしまう事も。
<引用元:日本気象協会>
連日雨ばかりで夏なのに寒くて凍えた年や
何度も台風が直撃してキャンプ場やライダーハウスで
風雨を凌いだことも何度もあります。
時間に余裕があり「雨の日は移動しない!」
という人もいますが、多くの人は日程の都合で雨の中を走って移動しなければなりません。
雨に濡れるとすごく不快で後始末も面倒。
景色もイマイチだし移動するのは義務のよう・・・
でもちょっとした工夫やアイテム選びで、憂鬱な雨の中の移動を快適なツーリングに変える事ができます。
1日の走行時間・距離が長くなりがちな北海道ツーリングでは、雨対策次第で快適さや疲労感が大きく異なります。
全国各地を旅する中、いたるところで雨にうたれてきたソトアソビが
雨天走行を快適にするおすすめのグッズを紹介します。
最後に移動しない日のおすすめの過ごし方についても紹介します。
雨対策の必須アイテムとポイント
・レインウェア
何といってもまずはレインウエア。
レインウエアの性能で快適さにかなり差が出ます。
レインウェアの選び方のポイントは、
- ジャケットはバイクジャケットの上から着られるように1~2サイズ上
- パンツはバイクに跨った時に短くなりすぎない丈
- 高い防水性能
ジャケットはバイクジャケットの上から着られるように1~2サイズ上
ジャケットの上から着られるようにワンサイズほど大きめサイズを選び、
ライディング姿勢で手首に隙間ができないか確認します。
パンツはバイクに跨った時に短くなりすぎない丈
レインウェアのパンツの丈が短いと、パンツの裾やブーツが濡れて不快になります。
跨った姿勢でちょうど良いサイズを選びます。
高い防水性能
バイク走行の過酷な環境に晒されるレインウェアは、高性能であるほうが快適で長持ちします。
下の数値が目安です。
透湿性能 5,000g/㎡/24h以上
透湿性能が高いと自分の体温を外に逃して常に快適を保ってくれます。
防水・透湿性能がしっかりしていてライディング姿勢も考えられているバイク用品メーカーの製品なら間違いありません。
ワークマンのレインウエアも高品質でバイク乗りからの評価が高いですよ!
間違っても100均のカッパなどはやめておきましょう。
透湿性がないため蒸れて自分の熱気でびしょびしょになりますのでかなり不快です。
ゴアテックス製のレインウェアを使っています。
透湿性が高くて蒸れないのでとても快適です。
着用の際のポイントです。
- レインウェアは早めに着る
- マフラーで溶かさないように注意
- 防寒対策としても使える
レインウェアは早めに着る
雨が降ってきて屋根付きの場所でレインウェアを着たいと思っても、大自然の中をひたすら走る道が続いてしまい着るタイミングを逃してずぶ濡れに・・・
休憩のタイミングなどで怪しいと感じたらレインウェアを早めに着用したほうが無難です。
進行方向の空と、対向するライダーがレインウェアを着ているかもチェック!
もうすぐ降り始めるかもしれません。
マフラーで溶かさないように注意
レインウエアのパンツは履きやすいよう大きめに作られていますので、バタついてマフラーに接触すると溶けてしまうことがあります。
ばたつかないようにマジックテープ等でしっかり止めたり、マフラーに耐熱バンテージを巻くなどして対策できます。
防寒対策としても使える
雨天時だけでなく気温の低い時はレインウェアを着ると防風・防寒になり結構暖かいです。
またそうすることで、防寒のために持って行く衣類を1枚減らすことができます。
・フルフェイスヘルメット
雨の中をジェットヘルメットなどで走行したことのあるライダーなら頷いてもらえると思いますが、雨が顔に当たると想像以上に痛いです。
濡れて寒いうえに痛くて泣きそうになります。
100キロ以上雨の中を走ることになるかもしれない北海道ツーリングには、フルフェイスヘルメットが絶対おすすめです。
安全性が高く風雨や寒さから守ってくれることに加えて、北海道ではよくある虫アタック対策にもなります。
北海道ツーリングの持ち物についての記事でも、フルフェイスヘルメットをおすすめしています。
・シールドの曇り止め
夏の日中でも場所によっては気温が15度以下まで冷えることがある北海道。
冷えた外気と自分の吐く息の温度差でシールド内部はとても曇りやすく、曇ってしまうと視界が悪くなり危険です。
ヘルメット内に外気を取り入れたり拭いたりして一時的に曇りが取れても、またすぐに曇ってしまいます。
このような対策があります。
- シールド内側に曇り止めを塗る
- ピンロックシートを装着する
シールド内側に曇り止めを塗る
<出典:Amazon>
定番の対策ですが、スプレーして均一に塗り伸ばしてつかいます。
ピンロックシートを貼る
<出典:Amazon>
塗りなおす必要のある曇り止めスプレーと違い、一度貼ってしまえばずっと快適です。
UVカットや調光の製品もありますので雨天時のみならず晴天時にも活躍します。
・荷物の防水カバー
<出典:Amazon>
レインウェアを着るタイミングなどに荷物にも防水カバーをかけます。
シートバッグ・タンクバッグ・サイドバッグなど、防水カバーが必要なバッグにかけ忘れのないように。
防水カバーは走行中に空気をはらんで飛ばされやすいです。
しっかりと縛る、上からロープで括るなどすると安心です。
防水カバーはほとんどのシートバッグに付属していますが、無くしてしまったら防水カバーのみ購入できます。
シートバッグの選び方の記事はこちら
初めからターポリンなどの防水生地でできたバッグを使うのも便利です。
<出典:Amazon>
・ブーツカバー
<出典:Amazon>
靴の中がぐちょぐちょだととても不快だし、特にレザーのブーツだと一度びしょ濡れになってしまうとなかなか乾かず何日もそのままなんてことも!
雨天で毎回使うマストアイテムです。
翌日に晴れてもブーツの中が濡れたままだと気持ちが悪くて・・
高いものではないし携帯しても嵩張らないので、是非ブーツカバーを試してみてください。
雨が上がった後も道路の水跳ねでパンツの裾が汚れるのを防げます。
コミネ バイク用ネオレインブーツカバー
JISONCASE シューズカバー
<出典:Amazon>
・防水グローブ/グローブカバー
<出典:Amazon>
グローブも濡れると不快ですし、気温が低いと手がかじかんで操作に影響があります。
ネオプレーンなど防水のグローブがおすすめ。
グローブの上から装着する防水のグローブカバーもおすすめですが、大きすぎるとハンドル操作がしにくくなるので気を付けて。
グローブカバーはとてもコンパクト。
てのひらサイズに収納できます。
移動しない日の過ごし方
・タープを張ってサイトでくつろぐ
時間に余裕があるなら移動せず連泊するのもありです。
キャンプツーリングの場合は朝早くに撤収して移動し、夕方に到着して設営。
その後温泉や夕食と結構忙しい毎日です。
疲れをとる意味でも雨の日はテントでダラダラ過ごしてみるのはどうでしょうか?
読書をしたりのんびり料理したり、近くの温泉にゆっくり入ったり・・・
朝から飲んでしまうのもいいですね~
キャンプ泊で雨を凌ぐ場合、タープを張ると下で煮炊きなどできて過ごしやすいです。
テントを濡らしたくない場合は真上にタープを張ることで、翌日濡れずに撤収ができます。
タープとポールを1セット持っていくと風雨対策はもちろん日除けとしても便利!
・温泉であたたまる
北海道は温泉天国!!道内各地に様々な泉質の温泉があります。
雨が降ったらツーリングは諦めて、温泉で旅の疲れを癒すひとときを。
キャンプ場から温泉まで歩いて行けると最高!
温泉まで歩けるキャンプ場18選の記事はこちら
ライダーハウスやキャンプ場からバスに乗って温泉に行く人を度々見かけます。
外出したい人は、軽くてコンパクトな折りたたみ傘があると便利です。
・北海道グルメを堪能する
移動しないなら食を楽しむ!!北海道は美味しいものがたくさんあるので
ホッケや帆立に蟹などの海鮮、ジンギスカンや道内豚など北海道グルメを堪能する。
キャンプ泊ならバーナーで炙ったりバーベキュー場などで炭火にしたり!
上の写真は2023年北海道ツーリングの道東で雨の寒い日、キャンプ場でバーベキューした時のものです。
根室で仕入れた花咲蟹やホッケ、最高でした〜。
ソトアソビの2023年北海道ツーリングの旅日記はこちら
・屋内施設の観光
晴れの日にあえて行かないような博物館などで、北海道の文化に触れる!
より一層、北海道のことが好きになります。
おすすめの施設の一例です。
北見ハッカ記念館
北見名産のハッカの記念館!
三笠市立博物館
日本一のアンモナイトの博物館!
アイヌ文化に触れる施設
- 阿寒湖「アイヌコタン」
- 弟子屈「屈斜路コタンアイヌ民族資料館」
- 平取「二風谷(にぶたに)コタン」
- 白老「国立アイヌ民族博物館ウポポイ」
雨の日も北海道ツーリングを楽しもう
雨対策をして走行すると、雨を苦痛に感じることなくツーリングを楽しむ余裕がでます。
本記事で紹介した北海道ツーリングに役立つ雨対策です。
- レインウェア
- フルフェイスヘルメット
- シールドの曇り止め
- 荷物の防水カバー
- ブーツカバー
- 防水グローブ/グローブカバー
移動しない日のおすすめの過ごし方について
- テントの上にタープを張る
- 温泉であたたまる
- 北海道グルメを堪能する
- 屋内施設の観光
雨天でも安全で楽しい北海道ツーリングを!
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