【2023 GW】東北キャンプツーリング 3泊4日 その2

バイク/キャンプ記録

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こんにちはソトアソビです。

幸運なことに晴れが続く予報に変わった!
当初2泊のつもりだった予定を急遽3泊に変更し、更に北を目指すことにしたところまでがその1。

その1はこちら

ずっと行ってみたかった、しかし遠くてなかなか行くことができなかった秋田の男鹿半島を目的地に定める。

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2日目【→南の池公園キャンプ場】165km

10:00 出発

昨晩食べきれずに残ってしまった肉を朝から焼いて食べる。肉食の私は朝から焼肉でも余裕だ。

この旅で初投入のサーモスのソフトクーラーが大いに活躍。
前日スーパーで入れてきた無料の保冷用の氷はほとんど溶けることなく残っている。
もちろん肉もしっかり冷やされていた。

レビュー記事はこちら

散歩がてら炊事場へ洗い物に。
空港が真横のこのキャンプ場には飛行機の時間が貼ってあり、見るともうすぐ離陸時間らしい。

テントに戻り滑走路を見ながらどのアングルで写真を撮ろうか考えている時、近くで同じようにカメラを持って離陸待ちしていた人と少し話しをする。
仙台からグループで来ており、今日は車だけど普段はバイクに乗るとの事。このキャンプ場には何度も来ているらしい。

そうこうしていると飛行機が離陸していった。この庄内空港からの行き先は羽田空港だけなんだとか。

飛行機が見えなくなった後話し込み、この周辺の色々な情報をもらう。
ここからほど近い、酒田の市場が有名だから行った方がいいということでまずはそこを目的地に決めた。

撤収作業を済ませ、出発前に隣のテントの秋田ナンバーのハーレーの人に挨拶。どうやら昨日に続き今日も連泊するらしい。
確かに連泊したくなるような素晴らしいキャンプ場だった。
「今日は秋田に向かうけどおすすめありますか?」と聞く。
すると10秒ほど考え込んだ末

・・・

・・・

「秋田、なんもねぇな~、、、」と。
まぁずっと住んでる地元の良さはなかなか気づかないものかも。

出発時間は10:00とかなり遅くなってしまった。

10:30 みなと市場

キャンプ場からはほんの15km程であっという間に到着し、誘導されて駐車場にバイクを止める。
ツーリングのバイクも多い。

広い駐車場を囲むように、多くの店舗と飛島(とびしま)へのフェリーターミナルがあり、人が多くとても活気がある。

たくさんの店舗があるけれど、中途半端な時間にも関わらずどこも長蛇の列だ。
行列ができているのは海鮮丼などの店で、まぐろやイカが有名らしい。

残念ながら朝食を食べたばかりで満腹だったので、売られている物を見たり一通り雰囲気を味わった後お土産だけ買って市場を後にする。

着いた時よりもバイクがかなり増えていた。

11:30 十六羅漢岩~丸池様

十六羅漢岩は150年以上前に海岸の岩に掘られた摩崖仏で、秋田県との県境近く、遊佐町にある。

16の羅漢と釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせ22体と大規模な石仏群だ。

駐車場からは高低差があり階段や岩場を歩く必要があるが、石仏を探しながらの散策が楽しい。

時間の都合で全ては見きれなかったが満足。

十六羅漢岩から5~10分で丸池様に到着。

丸池様?変な名前。
と思ったがここは有名なスポットらしい。

付近は鳥海山を背景に美しい田園が広がる。

車15台分ほどのジャリの駐車場には多くの車が止まっていた。そこから森に向かって小道を歩く。
道に沿って流れている川の水がとてもきれいだ。

森に入るとすぐに見えてくる丸池様。

 

こ、これは・・・

 

北海道の神の子池そっくりだ!

こっちが神の子池

説明書きによると丸池様は直径20m、水深3.5mで湧き水で満たされた池らしい。
神の子池は周囲220m、水深5mなので大きさに違いがあるが水の青さはもちろん、森のひっそりした雰囲気や水中の倒木の感じなど驚くほど似ていた。

12:30 清水森食堂

来た道を少し戻り、十六羅漢岩と丸池様の中間にある清水森食堂で昼食にする。
いつものようにグーグルマップでの高評価で決めた。

店内はそれほど広くないがとても雰囲気が良く多くの客で賑わっている。
今日のランチメニューはエビフライ一択らしいのでそれを注文。
大きなエビフライ(とナスのフライ)だ!

オリーブオイルで揚げているらしく、油がくどくなくてサクッと軽い食べごたえ。おいしい!
ボリュームもあり大満足。
週末の夜は居酒屋になるらしい。

17:00 南の池公園キャンプ場

R7をひたすら北上して秋田県に入り、しばらく走ると前方左側に大きな島が見えてくる。
あんな場所に島なんてあったかな?と走りながらずっと考えていた。
休憩の時に調べるとそれは男鹿半島だと判明。地図好きな私としたことが・・・

秋田市街からR7を外れr56を走る。海沿いのこの道はオロロンラインかと錯覚するような直線と風車。
さらに並走する車のスピード感も北海道を彷彿とさせる。

地元民しか通らないであろう裏道をグーグルマップのナビに従い進む。八郎潟調整池の横を通ってr42で目的のキャンプ場がある大潟村に。
大潟村は日本最大の干拓地らしく、村域のほとんどがきれいに区画された広大な田畑になっている。

この周辺の有名スポットの一つ「菜の花ロード」「桜並木と菜の花ロード」。シーズン中には素晴らしい景観を見ることができる。
全国的に時期が早まっていた桜はすでに終わっていたが、菜の花が道の両側を黄色く染めていた。

右側に池が見えてくるとそこが今日のキャンプ地だ。

「南の池キャンプ場」は大潟村の市街地南部に位置し、木々に囲まれそこそこ広さがある無料のキャンプ場。
少し遅めの到着になったので、すでに多くの人がテントを張ってくつろいでいた。私も早くビールを飲みたい。

ここは車両の乗り入れができないから、荷物を運ぶ距離の短い駐車場近くは人口密度が高い。
早足で場内を見て回り場所を決める。
そして暗くなる前に急いで設営した後は温泉、買い出しといういつも通りの流れ。

大潟村は市街地がコンパクトにまとまっているので、このキャンプ場からは

ローソン・・・1km
セブンイレブン/ガソリンスタンド/道の駅・・・1.7km
Aコープ・・・2.4km
温泉・・・3km

と設営後に遠くまで走らずに済むのでかなり楽だ。

途中に寄った道の駅と、閉店間際に滑り込んだAコープで買った秋田っぽいものがメインの夕食。
前日のキャンプ場にいた秋田の人の話では、きりたんぽは昔は有名ではなくて団子状の物が定番だったんだとか。もしかしたら地域によって違うのかもしれないが。

写真のだまこ餅がそれなのかな。しょっぱめの味の比内地鶏スープがよくしみ込んで美味!

明日は男鹿半島を1周する。
そして間違いなく渋滞するであろう最終日の走行距離を減らすため、できる限り南に進んだところでキャンプしたい。

疲労もあり早めの就寝!

その3に続く

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