こんにちは、ソトアソビです!
本記事では北海道で多いバイク事故についてまとめました。
- 北海道ツーリングへ初めて行く人
- 走行中に気を付けるべきことを知りたい
- 安全装備を準備したい
このような方へ向けた記事です。
ライダーの聖地・北海道で痛く悲しい出来事が起こらないよう、参考にしていただけると幸いです。
13回の北海道ツーリングで聞いた事故や、今までに危険を感じた実体験も踏まえてまとめました。
全国の中でも交通事故の多い北海道。
危険予測を立てて安全第一でツーリングを楽しみたいですね。
バイク事故はライダー自身の負傷が大きいので、自分の身は自分で守る必要があります。
北海道ツーリング中の事故の備えとして任意保険の加入もお忘れなく。
自分の条件でお得な保険会社がどこかを知るには、一括見積を利用するのが最も早くて楽です。
北海道ツーリングで多いバイク事故
北海道で死傷者数の多いバイク事故は下の通りです。
<引用元:二輪車の交通事故実体(北海道警察本部交通企画課)>
7-9月の事故が多く、ちょうど北海道ツーリングの時期と重なります。
くれぐれも気をつけてください。
北海道ツーリングのバイク事故事例
北海道は広々としたまっすぐな道が多く、ついスピードを出しがちです。
スピードは70km/hを超えると危険度が増すそう。
<引用元:二輪車の交通事故実体(北海道警察本部交通企画課)>
走りやすい広い道が多いので、
ついスピードを出しすぎるライダーは多くいます。
スピードが出ていなければ防ぐことができた事故もあるはずです。
万が一の事故に備えて任意保険への加入は必須です。
1.カーブを曲がりきれずにガードレールに衝突
北海道では緩やかなカーブが多く見通しも良いので、スピードを出したままカーブに突入し想像していたよりもカーブがきついという状況があります。
前述の通り北海道内のバイク事故ではカーブでの死亡事故が多いです。
カーブ前では必ず減速を。
事故があったのは、清水町の日勝峠に向かう国道274号線です。
帯広市側から峠に向かって走っていた大型オートバイが、
左カーブを曲がり切れずに反対車線側のガードレールに衝突しました。この事故で、大型オートバイを運転していた40代とみられる男性が、頭から出血し意識不明の重体です。
警察によりますと、男性は仲間6、7人とツーリング中で、先頭から3台目を走行していたということです。男性が運転していたのは1000㏄を超える大型のスポーツタイプで、当時現場の天候は快晴でした。
<引用元:YAHOO!ニュース(HBC北海道放送)>
2.追い越し中に中型トラックと正面衝突
北海道では都市間の距離が百km近くあることも珍しくありません。
目的地までの距離が遠いので、
先を急いで追い越しをするクルマやバイクが多いです。
カーブの途中や数台まとめて追い越しするなど、無理な追い越しはしないようにしましょう。
17日午前10時5分ごろ、北海道足寄町下愛冠の国道242号で、バイクと中型トラックが正面衝突した。バイクを運転していた70代男性が搬送先の病院で死亡が確認された。
本別署によると、現場は片側1車線の見通しが良い緩やかなカーブ。男性は仲間4人とツーリング中だった。バイクが前方の車を追い抜くために対向車線に出た可能性があり、詳しい状況を調べている。
<引用元:産経新聞>
3.道路の穴にはまって転倒
北海道の道路のアスファルトは寒冷地用で柔らかいです。
そのため、路面にひび割れや穴などを見かけます。
重たい農作業車がよく通る道などは特に多いです。
路面状況によく注意し安全な速度で走りましょう。
北海道小樽市の国道393号線、通称・毛無峠周辺でバイクが転倒する事故があり、運転していた女性(47)が搬送先の病院で死亡した。女性はツーリング中に転倒、道路脇のガードロープに衝突し全身を強く打ったと見られる。現場は片側1車線のカーブで路面は乾いていた。警察はライダーが運転操作を誤ったとみて事故の原因を調べている、という第一報だった。
ニュース映像からは、現場は緩やかな右カーブで事故を起こしたバイクは大型スーパースポーツモデル。車体の左側面が大破していることから、右カーブを曲がり切れず路肩にはみ出してガードロープに接触後、反対車線へ弾き飛ばされたように見える。フルフェイスヘルメットやチェストプロテクターなど残された遺品が、安全意識の高いライダーだったことをうかがわせた。
地元のSTV札幌テレビが伝えたところによると、亡くなった女性は仲間十数人とのツーリング中だったそうだ。直後を走っていた男性の話では「女性は道路上にあった穴に前輪がはまり、ハンドルがとられたように見えた」とのこと。そこからハンドルがふられてコントロール不能になったようだ。路面には深さ数センチの穴が2か所あったという。女性はツーリング経験も豊富で現場も走り慣れた道だったようだ。
<引用元:YAHOO!ニュース>
4.グループツーリング中に初心者が転倒
北海道ツーリング中に聞いた事故ですが、知床峠を数人のグループでツーリング中に最後尾の初心者の女性ライダーがカーブを曲がりきれずに転倒して亡くなりました。
前のバイクに無理してついて行こうとせず、自分のペースで走りましょう。
インカムで前のライダーから路面情報(急な右カーブがあるよ、枝が落ちてるよなど)を先にアドバイスをもらうのもおすすめです。
本州ですが同様の事故で、免許取り立てでの事例です。
午後8時ごろ、神奈川県愛川町田代の国道412号で、平塚市黒部丘、県立高校1年の女性(16)のオートバイがガードレールに衝突し、道路から約5メートル下の民家敷地に落ちた。女性は全身を強く打ち、間もなく死亡した。厚木署が事故原因を調べている。
署によると、現場は片側1車線の上り坂でカーブの手前だった。女性は1カ月ほど前に免許を取得したばかりで、会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合ったバイク仲間9人と走行。宮ケ瀬湖方面を訪れた帰路とみられ、転倒して生じた火花を後続の仲間が目撃したという。
<引用元:YAHOO!ニュース>
万が一の事故に備えて任意保険への加入は必須です。
ソトアソビは今までの北海道ツーリングで事故はありませんが、
バイクトラブルで2回レッカーをつかいました。
北海道でレッカーを呼ぶと長距離を運搬するケースもよく見かけます。
100kmのロードサービス付きの保険がおすすめです。
経験したトラブルと対策の記事はこちら
北海道ツーリングでやりがちな危険
・スマホのナビや絶景に見入る
北海道ツーリング中にやりがちなよそ見としてはこのような状況があります。
北海道ツーリングに限らずバイクでナビで操作するライダーはどんどん増えています。
全国的にもバイクのハンドル部分に取り付けたスマホに映したカーナビを注視しすることによる、「ながらスマホ」の事故が急増しているそうです。(情報元:X 神奈川県警察本部交通部)
またヤエーは安全な時だけ返せば問題ありません。
時速60km/hで2秒よそ見をすると、約33m進みます。
その間に、
- 急カーブがあったら?
- 道路にひび割れや穴があったら?
- 横断歩道があったら?
ゾッとしますね。
・休憩を忘れてひたすら走り続ける
北海道ツーリングは長期間に及ぶため、身体に疲れが蓄積していきます。
風に晒されているライダーは、気がつかないうちに体力消耗しています。
数十キロも信号がない道を気持ちよく走っていると、休憩をとらずにひたすら走り続けてしまうなんてことも。
疲れたまま走行しているとこのような状況になりやすいです。
道の駅やセイコーマートで休憩をこまめにして疲れを溜め込まない。
セイコーマートについての記事はこちら
・行きたい場所を盛り込みすぎる
初めての北海道ツーリング、「ここも行きたい!」「あそこも行きたい!」と夢は膨らみます。
欲張りすぎた計画をしていませんか?
欲張りすぎると休憩もせずに走り続けるなどして危険です。
できるだけゆとりある計画を立てる、また旅の途中でも疲れたら目的地を短めに変更して休息するなど、無理のない走行計画を。
ルート設定方法についての記事はこちら
安全装備・対策
・フルフェイスヘルメットの装着
他のタイプのヘルメットよりもお勧めできる点としては、
北海道ではトンボや蜂が頻繁にぶつかってきます。
・運転技術のスキルアップ
北海道ツーリングに行く前に、バイクの運転技術を磨くことも安全走行につながります。
白バイ隊員による二輪車セーフティアドバイス(北海道警察公式チャンネル)
安全に北海道ツーリングを楽しもう
バイクに跨った瞬間から、自分の身を守れるのは自分だけ。
北海道ツーリングでの事故や危険を知り、旅を安全に楽しんでくださいね!
本記事でお伝えした内容です。
北海道ツーリングでの安全走行のコツ
- カーブ前にスピードダウン
- 無理な追い越しはしない
- 道路状況(ひび割れや穴)に注意する
- グループツーリングでも自分のペースで走る
北海道ツーリングでやりがちな危険走行
- スマホのナビや絶景に見入る
- 休憩を忘れてひたすら走り続ける
- 行きたい場所を盛り込みすぎる
安全装備・対策
- フルフェイスヘルメットの装着
- 運転技術のスキルアップ
北海道ツーリング中の事故の備えとして任意保険の加入もお忘れなく。
自分の条件でお得な保険会社がどこかを知るには、一括見積を利用するのが最も早くて楽です。
安全で良い旅を!。
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本ブログでは北海道ツーリングについてのトラブル・注意点を他にも掲載しています。
経験したトラブルと対策の記事はこちら
北海道ツーリングの注意点の記事はこちら
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