こんにちはソトアソビです。
お盆休みまで2か月をきりましたね。
北海道行きのフェリーのチケットをゲットできた人は、計画や妄想でソワソワしている頃ではないでしょうか?
雨が多くバイクに乗れない梅雨、北海道の事を色々調べながら最高にワクワクしている時期ですよね!
ルート検討の際には情報量が多いツーリングマップルがとても役立ちます。
その他にも知りたい情報が網羅されているため、多くのツーリングライダー(感覚的には90%以上)が使っています。
まだ入手していない場合は是非。
持っていると便利というより、むしろ持っていないと損をします。
初心者の方向けに北海道ツーリングのまとめ記事も書いています。
前置きが長くなりました。本題に入ります。
ソトアソビはキャンプ大好きなので
北海道ツーリングでも基本的にはキャンプをおすすめしています。
北海道ツーリングでおすすめのキャンプ場はこちら
しかし
北海道ツーリングが初めての方にはキャンプよりホテルや宿がおすすめです。
それはなぜなのか、
北海道ツーリング歴 12回(9~16日間) 110泊・3万km以上
これらの経験を元に解説します。
まずはキャンプの場合のデメリットから挙げていきますね。
私たちは北海道ツーリングではほぼ毎日キャンプをするほどキャンプ好きなので、キャンプツーリングを否定しているわけではありません。念のため。
メリットとデメリットを理解し、決めるための参考にしていただけると嬉しいです。
キャンプツーリングのデメリット
概ねこのように言い換えることもできます。
必要な荷物が多く積載も重くなる
これはどうしようもありません。
最低限の装備しか持たないとしてもそれなりの荷物になります。
私の考えるキャンプツーリングの最低限の装備はテント・シュラフ・マット・ランタンです。
こちらの記事で解説しています。
大きな荷物を積載するためには大容量のバッグなども必要です。
これらをまだ持っていない場合はなかなか大きい出費になります。
もちろんホテルなどに泊まる場合は必要ありません。
積載が多く、重くなったバイクは取り回しも大変になります。
スマホなどデジタル機器の充電がしにくい
キャンプではホテルなどとは違い電源がないことがほとんどです。
そのため連日キャンプの場合、下のようなバイクで走行中に充電できる装備が必須になります。
今の時代はスマホ、カメラ、モバイルバッテリーと充電が必要な物が多いので
走行中は常に何かを充電している状態になると思います。
設営や撤収に時間がかかる=行動時間が減る
設営と撤収は慣れていてもそれぞれ30分~1時間程度はかかるため
1日のうち1~2時間はこれらに時間を取られてしまいます。
また後述しますが、キャンプ場へは夕方遅くならないうちに到着する必要があります。
翌朝は撤収を早めに済ませ、キャンプ場を05:00や06:00など早い時間に出発できればいいのですが、そうでない場合ホテル泊などと比べ
1日の行動時間・走れる時間が大幅に減ってしまいます。
初めての北海道ツーリングなら、絶景の中をたくさん走ったり人気スポットを観光することに時間を使った方がいいかもしれませんね。
雨だと面倒
日程にゆとりがあるなら雨の日は移動せず、テントの中でしっぽりするのも私は好きです。
しかし北海道での滞在日数が短かったり、スケジュールがしっかり決められている場合はそうもいきません。
そして
これらのことから北海道ツーリングの思い出がイマイチなものになってしまう可能性も。
夜の街に繰り出せない
当然ですがキャンプ場のほとんどは街中にはありません。
ホテル泊であれば夜の街で飲み歩いたり、各地のグルメを食べ歩くこともできますがキャンプだと難しいです。
もっとも、キャンプツーリングにそれを求めていないかもしれませんが。
ごみが捨てられない場合がある
多くの無料キャンプ場では基本的にごみは持ち帰りです。さらに
コロナ禍以降は有料キャンプ場でもごみを捨てられない場所も増えました。
有料でもいいので捨てさせてもらえると有難いのですが・・・
2、3日ごみを持ち歩いた末、帰りのフェリーで捨てさせてもらった事があります。
人気キャンプ場は混んでいることが多い
昨今のキャンプブームのため人気のキャンプ場はとても混んでいる場合があります。
ツーリングなどの旅人のテントならまだいいんです。
ソロテントが密集していてもそれはそれで旅感があります。
しかしファミリーやグループの大きいテントに囲まれると旅情もないし、テントを張る場所を探すのに苦労する場合も少なくありません。
キャンプツーリングのメリット
もちろんキャンプツーリングのメリットもたくさんあります。
メリットがデメリットを上回ると思ったらキャンプツーリングを検討してみてください。
どこにでもあるのでルート選択が自由
ホテル等はある程度大きい街以外には少ないため、ルート決めが宿泊地によって左右されてしまいます。
逆にキャンプ場は道内各地にたくさん点在しているので比較的自由です。
予約不要なので計画の変更がしやすい
ホテル等であればあらかじめ予約しておく必要があるため、その日必ずそこまで行く必要があります。
でもキャンプなら宿泊地を決めるのはその日の午後でもOK。
その時にいる場所で都合のいいキャンプ場を選ぶことができます。
また
「○○へ行く予定だったけれど、天気が悪そうだから△△に変更しよう」
という急な変更にも対応できます。
これは本当によくあります。
北海道の自然を1日中感じられる
朝起きた時から夜寝るまで、1日中北海道の自然を感じられ
北海道を旅していることを強く実感できます。
個人的にはこれが北海道ツーリング最大の醍醐味で、市街地のホテル泊では味わえない贅沢といえるでしょう。
他の旅人と交流できる
キャンプ場にはライダーや旅人がたくさんいて、挨拶程度から情報交換、気が合えば宴会などコミュニケーションの機会が多くあります。
毎年北海道で会う知人や、北海道で知り合い10年以上になる友人もいます。
宿泊費を抑えられる
北海道のキャンプ場は無料の所でもレベルが高く、有料であっても関東などと比べると驚くほど安いです。
ソトアソビは北海道で多くのキャンプ場に宿泊してきましたが
有料の所で平均¥500程度のイメージです。
ホテル等が¥5000/泊ぐらいだとすると宿泊費を10分の1程度に抑えることができ、その分北海道のおいしいものにお金をかけることもできます。
以前道内14泊のキャンプツーリングをした時の宿泊費はトータル¥2000以下でした。
キャンプ用品を揃えるためそれなりに初期投資はいりますが。
それではまた。
キャンプツーリングの魅力をもっと詳しく知りたくなったらこちら
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