こんにちはソトアソビです。
今回の全ルート
この記事はその7です
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2日間一緒だったAさんは、3日連続となるオホーツク海沿いを走って別海を目指す。
これから道東に向かうなんてなんとも羨ましいかぎり!
道東から西に向かう時、道北から日本海側を南下する時は北海道の旅の終わりを感じて寂しくなる。
今回の旅もゴールが近づいてきた。
8日目【→みさき台公園キャンプ場】179km 晴
08:30 出発-旅人村
今年のGWの東北ツーリング最終夜、岩手のキャンプ場で知り合い一緒に飲んだUさんという人がいる。
北海道が地元のバイク乗りなんだけど、朝何気なくSNSを見るとたまたま稚内にいることが分かった。
「かなり酔っぱらってたし覚えてないかもな」
と思いつつもせっかく近くにいることだし行ってみようという事になった。
Uさんがいるのは声問にある「旅人村(ダビッドソン)」という会員制のクラブハウスだ。
旅人村は以前から話には聞いていたけど行ったことがなかった。
アメリカンバイク(主にハーレー)のお客さんが多く、交流したり酒を飲んだり泊まったりできる場所らしい。
東を目指すAさんと別れ、旅人村の建物の前でソワソワしていると大きな犬がお出迎えしてくれて中に入る。
詳細は省くがすごく居心地のいい空間だ。
バーのようなかっこいいリビング、快適そうなBBQ小屋、五右衛門風呂やテントスペースなどかなりの充実っぷり。
そしてなぜか鍋をご馳走になってしまう。
急に来たのにすいません。
Uさん達はこれから「おーきぼそーち」に向かうという。
なんですかそれ、人の名前?装置?
どうやら「おーきぼそーち」は「大規模草地」と書くらしい。
聞いてみると中々良さそうな所なので、ノシャップ岬を周ってから行ってみよう。
11:00 ノシャップ岬-オロロン
ノシャップ岬は地図で見ると割と尖った岬だけど、実際その場に行ってみるとあまり先端感がない。
稚内市街からすぐ近くで、建物が途切れることなく到着する。
夕日のスポットとして有名だけど、この時間正直それほど見どころはない。
トイレにだけ寄ってすぐに出発。
2020年ぶりのオロロンライン。
快晴とまではいかないが利尻富士も見えて本当に最高!
まだまだオロロンライン走っていたいところだが、稚咲内漁港の交差点を左折して豊富に向かう。
この交差点、信号機があるんだけど「絶対必要ないよね」
っていうぐらい他車と出会うことはない。
左折した先、豊富市街に昼食の目当ての店がある!
12:30 豊富
到着したその店はこんなレトロな外観の丸勝亭。
過去に4、5回来ている。
この時の店内はほぼ満席(20人ぐらい)だった。
高齢のご夫婦でやっていて、キャパオーバーなのか接客のおばあさんは完全に疲れ果てていた。
空いた席の片付けに手が回らず、入ってきたお客さんが心配して食器の片づけを手伝っていたほどだ。
私は何度も来ているほどこの店のファンなので、無理のない程度に末永く頑張ってもらいたい。
あまりの疲労っぷりに呼び止めるのも気が引けたが、注文しないわけにもいかない。
カツ丼2つ。
ここに来ると注文は決まってカツ丼だ。
そういえば昨日の昼もカツ丼だったな。
・・・
混雑の割にはそれほど待たずに着丼。
相変わらずのはみ出しっぷりである。フタ必要なのかな?
余計な洗い物が増えてしまう
写真がイマイチでわかりにくいがとにかくカツが分厚い。
3cmぐらいはありそうで食べ応え抜群だ。
味はちょっとしょっぱいけどなかなかイイ!また来ます。
店を後にし少し内陸に進むと旅人村で教えてもらった「大規模草地(おおきぼそうち)」に入る。
超広大な丘陵地帯に放牧されたたくさんの牛。ナイタイ高原に似た雰囲気だ。
こんな風景が何kmも続く。
14:00 トナカイ牧場
通りがかりにあるので久しぶりにトナカイ牧場に寄ってみた。
人通りが少ない立地なためか人がまばらだけど、入場無料なわりに結構楽しい。
トナカイと聞くと珍しい感じがするが見た目はほぼ鹿。
隣でトナカイにエサをあげていた夫婦がいたんだけど、エサが多すぎて飽きてしまったのかエサを分けてくれた。
手のひらにエサを乗せると短い毛が凄いスピードでモフモフしてくる!
バフ掛けされているみたいな変な感触!
気持ちわる、、、気持ちいいかも!
トナカイを堪能したら売店で夜のつまみとして幌延産の合鴨肉を仕入れる。
そして今日の宿に向けて出発。
ここからは天塩に向かい海沿いに出て、再びオロロンラインを南に!
16:00 みさき台公園キャンプ場
遠別のキャンプ場も候補に考えたけど、なんとなく決め手に欠けたのと時間的に早過ぎる。
そのためもうちょっと進んでいつもの「みさき台公園キャンプ場」に決めた。
このキャンプ場は何度も利用しているけど、今まで設営したのはすべて赤いテントマーク(坂の上)のところ。
今回は初めて坂の下の黄色のテントマークの場所に設営した。
結構離れているし高低差があるため別のキャンプ場のような感じだ。
こっちの方が温泉により近く、歩いて1~2分ほど。
到着前は絶対混んでいるだろうと思いテントを張るスペースがあるかを心配していた。
しかし着いてびっくり!
どこに張るか迷ってしまうほど人が少ない。このキャンプ場でこんなのは初めてかも。
ビールを飲みながら設営した後は温泉に行く。
めちゃくちゃ近くて素晴らしい。
他にも北海道で温泉まで歩けるキャンプ場はたくさんある。
温泉の売店でつまみとして岩見沢産の雉肉の串を買い足す。
北海道の残りの滞在時間が減ってきたからか、急に北海道の物を買いまくる。
湯上りに夕涼みしに海岸に下りるため、キャンプ場からまあまあ長い階段を下っていく。
金比羅神社の後ろには利尻富士。夕日のベストタイミングには一足遅かったか。
しばし海を眺めてサイトに戻ると、着いた時よりはテントが増えていたがまだ余裕がある。
なんで今日はこんなに空いているんだろう?
サイトからも利尻富士がばっちり見えた。
温泉の売店で買った雉肉の串を焼いて食べる。
うん、うまい。けど、まぁ、焼き鳥?
セイコマで買った中頓別のバターチキンカレーを湯煎し、炊いたご飯の上に。
想像以上にめちゃウマ!
中頓別町のふるさと納税にもあった。
合鴨もうまかった~。
満腹。
2人分のだいたいの費用は
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