こんにちはソトアソビです。
この記事を読んでいるのは北海道ツーリングを計画している人でしょうか?
準備をしているだけでも本当にワクワクしますよね!
北海道ツーリングはそれなりに長期間になりますので、無駄な荷物を持ち運ばないようにできるだけ持ち物を厳選したいところです。
今まで北海道ツーリングに13回行き、130泊以上してきたソトアソビが
☑ あると便利な持ち物
☑ 持ち物の選びかた
を解説いたします。
この記事を読むと自分に合った持ち物を無駄なく選ぶことができるようになります。
夏に北海道ツーリングに行く予定だけど、キャンプも初めてだし何を持っていったらいいのか分からないよ!
本記事ではキャンプ泊を前提として持ち物を紹介しますが、キャンプ以外の方でも後述するキャンプ用品以外は参考にしていただけると思います。
北海道ツーリングに行こうか検討中の方はこちらの記事で北海道ツーリングの魅力や行き方、予算や注意点など一通り解説していますので参考にしていただけたら嬉しいです。
北海道のおすすめキャンプ場の記事はこちら
キャンプをおすすめる理由としては、
キャンプツーリングの魅力についての記事はこちら
興味が湧いたらキャンプツーリングにも挑戦してみることをお勧めします。
キャンプにハマると次々と新しいギアを買ってしまうんですよね・・・
買ったけど使わなくなったキャンプ道具の記事はこちら
持ち物リスト
1、2週間ぐらいまでの夏の北海道ツーリングなら、1泊のキャンプツーリングと持ち物はさほど変わりません。
日数分の着替えが必要になること(途中でコインランドリーもあり)、また雨対策が必須になります。
こちらが大まかな持ち物です。
2 バイク用品
3 雨具
4 着替え/アメニティ
5 その他
6 キャンプ用品
持ち物リストをPDFでダウンロードしてチェックリストとしてご活用いただけます。
※持ち物リストHOKKAIDO touring Items LIST
自分にとって必要な持ち物を組み合わせられるように、
- 絶対必要な持ち物
- あると便利な持ち物
をリストアップしました。
「自分の旅には必要だ!」と思うものをセレクトしてください。
また、北海道とはいえ近年は本州並みに気温が上がる事もありますので暑さ対策も忘れずに。
1 バイクウェア
- ヘルメット
→ シールド付き - グローブ
→ 夏用メッシュではなく3シーズン用 - ジャケット
→ 3シーズン用や革ジャンなど
夏の北海道は温度変化が大きく30度を超える真夏日もあれば、10度まで下がり寒さを感じる日もあります。
[夏の北海道の気温]
札幌 | 釧路 | |
最高気温 | 32.5℃ | 30.1℃ |
最低気温 | 12.8℃ | 9.8℃ |
重ね着を前提としたスタイルが調整しやすく活用できます。
夏とはいえ、北海道は本州の秋程度の装備が必要です。
防寒対策の記事はこちら
1.1 ヘルメット(シールド付)
虫の激突が多いのでシールドはマスト!
フルフェイスなどシールド付きのヘルメットを選び、肌の露出をなくしましょう。
半ヘルで走行中、カナブンが激突した時はほっぺたに穴が開いたと思いました。
トンネルや暗い時間帯の走行を考慮し、シールドはクリアタイプがおすすめです。
1.2 グローブ(3シーズン用)
3シーズン用がおすすめです。
夏用のメッシュグローブは気温の下がりやすい道東や道北では手がかじかむことが多いです。夏用と3シーズン用を両方持っていくライダーも多いです。
インナーグローブや軍手を重ねる手もあります。
1.3 バイクジャケット
革ジャンもしくは3シーズン用ジャケットが最適です。
行き帰りの夏の本州を走る時は暑くて大変ですが、北海道では夏用ウェアだと不十分です。
長時間の走行は風を受けて寒く感じやすく、トンネルや標高のある峠を通る時はさらに気温が下がります。
夏用ジャケットの場合は、寒い日は上にカッパを着るなどして調節を。
1.4 あると便利なバイクウェア
・フェイスカバー/バンダナ
フェイスカバーやバンダナで鼻から首までガードするメリットは、
日焼け止めやファンデーションがヘルメットの内装に付かない
のも、メリットです。
・インナーキャップ
汗を吸ってくれる、湿気や熱をにがしてくれる、そしてインナーキャップは洗濯ができるのでヘルメットを清潔に保つことができます。
・サングラス
長時間運転する、キャンプで外にいる時間が長い、というケースが多いのでサングラスがあると太陽光から目を保護できます。
長期間になると目の疲れが蓄積していきます。偏光レンズのサングラスが特におすすめです。
・インナーグローブ
手のひらの汗を吸って、グローブ内を清潔に保ってくれます。消臭タイプの商品も多いです。
私は鹿皮のグローブの中にインナーグローブを愛用しています。
肌が弱いので、助かっています。
防寒用のインナーグローブもあります。
・軍手
どの家庭にも常備されている?軍手は防寒の手袋代わりにできます。
バイク作業やテント設営など手が汚れる場面でも活用できるので一双あると便利。
・帽子
ヘルメットを脱いだ時の日除けや、ヘアスタイルの調整用に。
キャップや折りたためるハットなど、走行中に収納しやすいタイプが便利。
・アームカバー
バイクを降りて観光時や作業時の日焼け防止に最適。
革ジャンの下に半袖だと汗をかくと内布に肌がくっついて脱ぎづらいので、
アームカバーを付けるとさっと脱げて、そのまま観光時の日焼け防止にもなって便利です。
2 バイク用品
- シートバッグ
- ツーリングネット
- USB電源コネクタ
- 地図
- ウエス
- 車載工具
2.1 シートバッグ
キャンプ泊は60〜75Lの大容量シートバッグがお勧めです。
<出典:TANAX>
<出典:ラフ&ロード>
長期間のキャンプツーリングではシートバッグは大きめ、ギアはコンパクトな商品を選ぶことが重要です。
持ち物全てをコンパクト収納の商品で揃えたとしても、容量は約60L程度になると思います。
以下の理由で旅の途中で荷物が増えることを想定すると60~75Lが目安になります。
- 旅の途中で食材を仕入れる
- 不足していたアイテムを現地調達
- お土産購入
キャンプツーリング用のシートバッグについての記事はこちら
キャンプをしない場合は大幅に荷物を減らせますので、30〜40Lのシートバッグが候補になります。
下の商品はとても人気があります。
2.2 ツーリングネット/フック付きゴム紐
シートバッグの外側に荷物をくくりつけることができます。
- 脱いだウェア
- お土産
- 食材
- お風呂セット
- キャンプのゴミ(コロナ禍ではゴミを捨てられないキャンプ場が多くありました)
フックを網目に引っ掛けてDカンやバイクへ固定できるので、サイズ調整がしやすいメリットがあります。
目が細かくサイズは大きいネットが使い勝手が良いです。
荷物に対してネットが大きすぎても、好きな所にフックをかけて調整できるので全く問題ありません。
予備紐として100均のフック付きゴムロープを愛用しています。
数年ごとにゴムが伸びたら買い替えています。
脱いだジャケットをくくったりできて、便利です。
2.3 USB充電コネクタ
連日キャンプの場合はスマホやモバイル機器の充電が困難ですので、
バイクの走行中に充電できる装備は現代ではマストです。
スマホ、モバイルバッテリーに充電式のLEDランタン。
人によっては一眼やアクションカメラなど。
私は2口の物を使っています。
2.4 地図
定番のツーリングマップルがとても役立ちます。
ツーリングマップルでルートの目星をつけて、詳細はネット検索するという方法がやりやすいです。
毎年情報が更新されるのでできるだけ最新版を持っていきましょう。
おすすめのルート、レストラン、キャンプ場、温泉の情報を紙媒体で確認できると旅では重宝します。
このようなアナログさはこれからも残っていくと思います。
2.5 ウエス
自然の中で過ごすツーリングやキャンプでは、虫や砂埃などで日々アイテムが汚れます。ウエスがあるとすぐに拭けて便利です。
- ウェア
- ヘルメット
- バイク(特にシールドやミラー)
- テント
朝に夜露に濡れたテントをさっと拭くと撤収がスムーズ。
旅の前に防水スプレーを活用する手もあります。
汚れが付きづらく、落としやすくなります。
2.6 工具/タイラップ・ビニールテープ
旅程の長い北海道ツーリングではトラブルに対応せざるを得ない場合があります。
そんな時に、工具が活躍してくれます。
全て経験済みです・・
動揺するので、事前に準備しておくと対処がスムーズです。
自分で対処できなくても工具があれば誰かに頼ることができるし、バイクショップまで行く間に応急処置ができます。
ブレーキレバーやシフトレバーが折れてしまったら、
工具をビニールテープやタイラップで固定してレバー代わりにできます。
今までに経験したトラブルの記事はこちら
2.7 あると便利なバイク用品
・サイドバッグ/タンクバッグ
積載容量を増やすことができ、ちょっとした荷物をすぐに取り出しできるので利便性が高くなります。
・マルチバー/スマホホルダー
ハンドル周りのカスタマイズアイテムの選択肢を増やせるマルチバー、時計や地図の表示に便利なスマホがハンドル周りに取付できるホルダー。
・ガソリン携行缶
タンク容量の少ないバイクの場合は持ち歩くと安心です。
ガソリンスタンドのない長い距離を走行する前に、探してもちょうどいい場所にガソリンスタンドが見つかるとは限りません。また定休日だった・・という事態にも備えて。
・携帯できるタイヤの空気入れ
長距離のツーリング、そして重い積載ではタイヤの空気圧が低下しやすいです。
タイヤの空気圧が下がると
このような
携帯できるタイプの空気入れがあればとても安心です。
3 雨具
雨対策は重要です。もし1週間北海道にいて毎日晴れだったら相当ラッキー!
3.1 カッパ(上下)
防寒着としても活用できます。
カッパはバイカー用のワークマンイージスや各メーカーのゴアテックス素材が人気。
購入する際は見た目だけでなく
- 耐水圧
- 透湿性
この2つの数字をチェックしましょう。
<出典:WORKMAN公式サイト>
3.2 ブーツカバー
カッパだけだと地面から跳ねる水で靴はびしょ濡れに・・・
足が濡れると不快なことはもちろんですが冷えやすく、その後にブーツを乾かすのは大変!数日濡れっぱなし・・という状況になります。
雨が降っていたらカッパを着るタイミングで早めにブーツカバー装着を。
3.3 あると便利な雨具
・グローブカバー
カッパやブーツカバーと同時に装着すると良いと思いますが、
ブーツよりはグローブのほうが乾きやすい事もあり、なくてもなんとかなるアイテムです。
・バッグカバー
シートバッグ/タンクバッグ/サイドバッグ付属のレインカバー。
風で飛んでしまう事態に備えて、大きめのゴミ袋を予備に持って行くという方法もあります。
かっこわるいですが。
4 着替え/アメニティ
他の項目に比べると、現地調達もしやすいアイテムです。
はじめから色々と持たずに不足したら近くの店で購入すればいいや、という気持ちで少しでも荷物を少なくしても良いと思います。
旅をしてみると自分には「必要」「不要」という基準が出来て荷物が精査されます。
4.1 衣類
基本的には日数分の着替えが必要ですが、
長期の場合はコインランドリーで1度洗濯をするのが荷物の量が増えすぎずに現実的です。
10日間の旅なら5日分の着替えを持ち、4~6日目に洗濯するイメージです。
スタッフバッグに衣類を入れて圧縮すると容量を小さく出来ます。
コンプレッション(圧縮ベルト)付きタイプもあります。
4.2 温度調整できるウェア
朝晩や雨の日、峠の走行中など寒いときはジャケットの下に重ね着し、気温が高いときはアウターとしてフレキシブルに使えるので重宝します。
ライトダウンやベストなど、重ね着できるように選びます。
4.3 お風呂セット
タオルや歯ブラシセット、洗顔フォーム、シャンプーリンス、コームなど必要なアメニティ類。
小さいボトルに小分けにできるものは、よりコンパクトにしてお風呂セットに。
ホテルでもらえるアメニティなどがちょうどいいです。。
4.4 絆創膏
とっさに必要になるケースが多く、ドラッグストアが近くにあるとは限らないので、準備しておくと便利です。
- 肌が乾燥し、指にささくれやひび割れ
- キャンプで誤って指を切ってしまった
- 顔を虫に刺されて腫れた部位を保護したい
消毒液もセットにして準備していますが、
絆創膏だけ使うことが多いです。
4.5 あると便利な着替え/アメニティ
・洗濯ネット
洗濯ネットに下着を入れてコインランドリーで洗濯すれば、洗濯中に透明窓から人に見られなくて済みます。
女性は特に助かります。
ノンワイヤー肌着を選べば、乾燥機まで一気にできる!
・ジップロック
小分けにしたり濡らしたくないコード類をまとめたり。
・虫除け
蚊やアブが多い場合があるので虫除け対策があると安心。
・ポケットティッシュ
ポケットティッシュを持つか、使いかけのトイレットペーパーの芯を抜いて、ジップロックタイプの袋に入れてアウトドアで活用できます(よく登山者が使う方法です)。
ウェットティッシュもあると除菌やキャンプ用品の片付けなどにも便利です。必要だと思うものを準備するか、現地調達。
・爪切り
1週間近い旅だと意外と使うのが「爪切り」です。
小さいハサミを使っていましたが毎回つかうので、
今や爪切りは毎回持っていっています。
5 その他
5.1 デジタル機器
- スマホ
- モバイルバッテリー
- カメラ
5.2 貴重品
- 財布
- バイク車検証
- スペアキー
鍵を無くしたことはありませんが、いざという時に。
6 キャンプ用品
こちらの記事もぜひ参考にしてください。
キャンプツーリングの持ち物まとめ記事はこちら
キャンプ用品を揃える際の金額の目安はこちら
6.1 テント
地面にペグの刺さらないキャンプ場があります。
ワンポールやパップテントなどペグ使用を前提としたテントは地面によっては使えません。
毎日キャンプ場を変える(初めてのキャンプ場へも行く)ようなツーリングでは、ペグがなくてもテントとして機能する自立式のドームテントがおすすめです。
最悪は道の駅のコンクリートの上にも立てる事ができます。
※ツーリングテントおすすめ10選はこちら
※テントの選び方の記事はこちら
6.2 寝袋(シュラフ)
キャンプをしない場合でもライダーハウス利用なら寝袋は必須です。
マミー型のダウンシュラフが軽量・コンパクトです。
※寝袋の選び方の記事はこちら
6.3 マット
寝袋同様にライダーハウスを利用する場合は必要になります。
寝心地・金額の面でバランスが良いのがフォームタイプです。
よりコンパクトさを求める方は値段に直結しますが、インフレータブルタイプがおすすめです。
※マットの選び方の記事はこちら
6.4 ライト
ヘッドランプ、ランタンなど種類はいろいろありますが、ライトは複数持つと便利です。
キャンプ場の夜は暗いのでライトがないと夜にトイレにも行けません。
※ランタンの選び方の記事はこちら
あると便利なキャンプ用品
・コンパクトチェア
・コンパクトテーブル
・バーナー
・カップ
・カトラリー
・ナイフ
・クーラーボックス (ソフトクーラー)
※キャンプ用品名から詳細記事にリンクしています
持ち物を揃えて北海道ツーリングを楽しもう
持ち物リストでは自分にとって必要な持ち物を組み合わせられるように、
- 絶対必要な持ち物
- あると便利な持ち物
をリストアップして紹介しました。
「自分の旅には必要だ!」と思うものをセレクトして、楽しい北海道ツーリングを!
持ち物リストをPDFでダウンロードしてチェックリストとしてご活用いただけます。
※持ち物リストHOKKAIDO touring Items LIST
それではまた!
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